あたたかいオレンジの光
来る、来る、この音はエイヴァさんだな!
チラッと覗き込むエイヴァさんの姿が見えた!
「当たった!」
「何がですか?マーサさん」
最近は生徒達の気配で誰か分かるようになってきていた
「ふふふ…あれあれ覗いてるでしょ」
「あ!エイヴァさん!こんにちわ」
「パール隊長、マーサオバチャン、ご苦労様です!何の相談ですか?楽しそうやね!もしかしてグッズですか?」
エイヴァさんは興味津々で、自分の書いたイラストも何かのグッズにしてくれと頼んだり、ジョーダンを言ったり、ひとしきり笑いをとって嵐のように去っていった!
私はパール隊長と一緒に笑転げていた…
あたたかいオレンジの光がずっと私達を包んでいた
「エイヴァさんって本当に面白いですね!凄く楽しかった!とても魅力的な方ですね」
「そうね」
「パール・ルーム希望なんですよね?う〜ん何か違う気が…」
「そうなんだよね!」
数ヵ月後…生徒達の適性ルームを決定しないといけない…
適性がある生徒が誰もいない場合、閉めないといけないルームも出てくる、もしそのルームが襲名ステチュがいないルームだとすると、またしばらく7人が揃わなくなる可能性が高くなる…
だからと言ってこればかりは致し方ない…
まだ、オーラが弱い子もいるのでしっかりと見極めないといけない
「エイヴァちゃんお食事、ご一緒しませんか?」
「は、はい!是非」
初めてあった日から、こももさんとエイヴァさんは、しばしばあの公園で話をするようになっていたけれど…
学園に入ってから、こももさんから話し掛けるのは初めてだった!




