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双翼の剣と双子水晶剣

その美しい(つるぎ)は決して人の命を奪う事はなかった

そういう不思議な力を持った剣だった


愛李夜(アリヤ)さん絵琉(エル)さんの2人がその鍛え直された剣を手にした時、剣の柄に美しい羽根の模様が、まばゆい光とともに浮かび上がった!


それは、まさに勇者として認められた瞬間といえた…


「後はこの部分に高純度の水晶を埋め込めば本当の力を取り戻すと思うのです」


「本当の力…」

双子水晶剣は正統な使用者が使う事により本当の力を発揮するという

全ての敵を仮死状態にするという不殺の力を…


そして、その正統な使用者というのが天使の羽根を持つ者と言われていた

それが双翼の剣という2つ名を持った理由なのかもしれない


ジェムストウン学園アース校のシアター建設が大詰めを迎えていた


「どうしたんですか?難しい顔をして」

「ん〜最愛さんは何が良いと思う?シアターの名前」

「あ!その事ですか」

「やはり"クリスタルシアター"しかないかな〜」

「とても良いと思います」


クリスタルシアターはレッドドール校にあるシアターに負けず劣らず素晴らしい建造物となった


きっとクリスタルシアターも後世に受け継がれていくような文化的価値の高い遺産となっていくだろう


全ての生徒や学校関係者がクリスタルシアターのお披露目と学園の認識無効結界の解除に向けての準備に追われていた


聖女と勇者の目覚めはもうひとつの大きな祝祭となった


クリスタルシアターのお披露目講演は『絵本道最愛(エモトジモア)』『弓愛李夜(ユミアリヤ)波花絵琉(ナミハナエル)』が、この国で伝説級のアイドルとなってゆく幕開けとなった











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