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双翼の剣

身分の高いであろう人物が、私達が閉じ込められた部屋に血相を変えて入ってきた

「あなた方はいったい何者ですか?」

「わ、私達はジャパンから来た…」

「そ、双翼の剣が偽物だという事をなぜ知っていたのですか?」

「知っていた訳ではありません」

「では、見抜いたとでも言うのですか!?」


本物の双翼の剣が盗まれてから、数年がたち、いよいよレプリカで誤魔化すのも無理があると思い始めていた矢先に私達が現れたのだという


「とにかく、ここから出してください」

「しかし双翼の剣が偽物ということを吹聴されても」

「ん~では私達がその剣見つけ出しましょう!」

「!!!」


私には勝算があった、なぜなら"双翼の剣の物語"を出発の前に浜岡さんから聞いていたからだ

もしかしたら、本物の剣のありかが分かるかもしれない


「その剣は本当に素晴らしいんです!しかし大きな内戦時に多くの民を惨殺した剣となってしまったのです!しかしおかしいですね…その後、その剣は深い洞窟の奥に穢れと共に封印されたと教えられたのですが」


「なので、その洞窟に行ってみようと…」

「そこに剣があると確信していると?」

「確信というか、もう既に感じているでしょ皆も水晶が騒いでいるし」


私達は水晶のブレスレットに導かれるまま洞窟へ向かった

そして、見つけた洞窟はジェムストウンearthの地下と同じ雰囲気がしていた


しかし、一歩踏み出すと大きく禍々しい邪気が奥から放たれてきた!

多分この邪気の中心に双翼の剣はあるのだろう


私は2人を残し大きく深呼吸をして洞窟の中心部に向かった

数時間後、出てくる様子の無い私を心配した2人が洞窟内に駆けつけると古びた剣と共に私は倒れていたらしい

禍々しい邪気は消え去っていた










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