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春風の森

そのピアノは多くの国の人々の思いを取り込んでいた


暖かい金の光に包まれ鳥達がピアノに合わせて囀ずっている

まるで森の中に居るような澄んだ空気が身体中に流れ込んできた


私のMyステチュは、やはり伝説となり得る人だ!

感動の涙に震えているのは、私だけではなかった

その場にいるの人はもちろん庭園にいる人達もこの光に包まれて感涙している


全ての人が春風のような旋律と歌声に、金の魔方陣の瞬きに、夢と現実をいったり来たりしていた


「まぁ…聖女誕生となった訳ですが」

総理大臣の筆頭秘書官の言葉で我に戻った私は、この世界に聖女?ってあり得るの?と自問自答していた

「あの〜私の記憶が確かならこの世界はファンタジーと現実は交わらないと」


「そうです賢者様!だから動き出したのです!本当の意味でこの世界を変える」

「平和を…世界平和を…現実とするために!」


バタバタバタ

トントントンけたたましくノックされた

「報告します!聖女様の講演会の庭園に紛れていた指名手配犯に大変な異変が起こったようです」

「異変?」

「乳児に戻ったのです!」


聖女誕生の数日前、浜岡劉備さんは

現代に双翼の剣を甦らせていた


双翼の剣がレプリカと分かったきっかけは

他でもない2人がその剣を手にした時に出た言葉だった

「ん~何だからこの剣…あまり…」

「劉備君が打った刀の方が綺麗だよね!」

「え~と、そんな失礼な事は…」


私達はあっという間に小さな部屋に閉じ込められていた












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