ジェムストウン学園アース校
学園の名がジェムストウン学園アース校となり、シアターの建設が始まった!
私の意見が採用された形だが、こんなにも早く着工するとは思っていなかった
しかも、驚いた事に設計、施工、デザイン等々全てにおいて学園の生徒達が作業、立案に関わっている
ガンガンドドドドガー
「うゎ~凄いね!魔法を使わないで建物が創られていくなんて!!」
「本当に!!こちらの世界では技術さえ身につければ魔法が使えなくても、あんなに大きな重機械?を使えるそうだよ!」
「だから努力さえすれば身分の関係なく大きな利益が得られるんだね」
「平等という理念が名実ともに息づいているんだね」
「素敵だね!」
「レッドドール星のシアターはどのような様式なのでしょうか?さぞ美しい事でしょうね」
「あ!美麗先輩こんにちわ」
「こんにちわ!」
「こんにちわ〜」
「あちらの世界について、生徒の方々には良く知られているのですか?」
「いいえ…ごく一部の人間しか知る者はいないの…でも…ここの生徒達は本当に優秀な方達ばかりなのでおそらく何かしらは…」
「そうなんですね…」
「レッドドール星のシアターはとっても凄いですよ!!」
「プラチナ・ゴールド・シルバーシアターも凄いのですが」
「なんと言ってもティアラシアターはそれはそれは贅を尽くしたシアターで、息を飲むような美しさなんですよ!」
「そうなんですね!益々見てみたい…」
認識無効の結界を解く日にシアターをお披露目する事になった
いよいよジェムストウン学園アース校を世に知らしめる機会となる…………そうだ……
シアターのこけら落とし公演として襲名ステチュでもある3人がコンサートを開催する
素晴らしい才能を持った生徒達の手作りの公演!
卒業生も有志が集まりお手伝いをしてくれるそうだ
本当に凄いことが始まろうとしている
「賢者様〜ハァハァ」
「どうしたの?尾之上さんそんなに焦って!」
「み、見つけたかもです!聖女への目覚めの手掛かりを!」




