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隠された学園

「ハンカチ持った?しっかり皆に挨拶するんだよ!」

「はい」

「は〜い」

「はいは〜い」


まさか、こちらの世界の中学校に3人が通うことが出来るなんて!!

思いがけず、こちらの世界に長く止まる事になってしまい、3人が学校に通わないことが不自然になってしまった!


どうしたものかと悩んでいた所だったので本当に有りがたかった

やはりこの国の1番偉い人の力は侮れん


3人が編入することになった学園はこの国でも、とても珍しい実験的で革新的な教育理念で経営されていた


しかも、何らかの才能に秀でた者しか入学が許されない謎の多い私立の学園だった


私自身、こちらの世界にいた時、この国にこんな学園があることを知らなかった!

というよりは、うまく隠されているようだった


しかし、大きな後ろ楯があることだけは、学園に一歩脚を踏み入れた瞬間にハッキリと分かった


校舎の中心にレッドドール星の王族の紋章と酷似したシンボルが掲げられていたからだ


そして、学園全体を認識が出来なくなる魔法結界が掛けられていた

近隣住民には学園があるという事は分かっているが認識があやふやになっているようだった


「大きな水晶柱だね~」

「ほんとだ〜森の地下のより大きいかも

「凄いね!」

学園の敷地内にも立派な水晶が点在していた


「こんにちわ!ようこそ我が校へ良くいらっしゃいました!歓迎いたします」

「あ!学園長様ですか?今日から3人をよろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

「よろしくお願いしま~す」


「こちらこそ!どうか我が校の生徒達を導いて頂きたい!」

「導いてって??」

「全ての生徒、教師、学園関係者があなた方をお待ちしていました!やっと皆の努力を力を夢を託せます」


季節外れの桜が満開だった…




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