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ダイヤの瞳と薔薇の洋館

伝説のアイドルの条件とは"光と影"を持ち合わせている事…

そんな風に私は、心が痛いと思いながらも考えていた…


しかし、ダイヤちゃん(最愛さん)は産まれたときから瞳はダイヤモンドに覚醒し『絵本道最愛』(エモトジ モア)となった!

ダイヤちゃんにとっのて影とは何であったのだろうか…


「きゃ~!!!」

「どうしたの?」

「お花にお水をあげようと思ったら水魔法が急に発動して!!」


水晶のまちに、代々受け継がれているとされる薔薇の洋館で暮らし始めて数日、こちらの世界に来てから使えなかったはずの魔法が使える事に気が付いた


この街に来てから水晶達のざわめきが聴こえてくるような気はしていたけど、まさかこちらの世界でも魔法が使えてしまうなんて


最愛(モア)さんは全属性の魔法が使える!ソフィアと同等…いや、それを越える才能を持っている

絵琉(エル)さんと愛李夜(アリヤ)さんも最愛さん程ではないが全属性の使い手だ!しかも闇魔法、光魔法という貴重な魔法も高度な精度で使えてしまう


流石、ダイヤモンドの瞳を持つ少女達と言ったところだろうか

しかし、どの場所でも魔法が使える訳ではなかった

やはり、この水晶達の力の届く範囲に限定されるのだろうか?


「魔法が使えるということは…」

「ミーサさん…魔法を生かした何か出来ることありますか?」

「勿論いろいろと…」

「え~と、やはり、1番のやるべき事は世界平和ですかね?」

「!!!最愛さん!私の心を読みすぎですよ(笑)そんな中2病みたいで恥ずかしいから…」


もし、最愛さんが、私の心をずっと読んでいたとしたら

私がしばしば思う、元の世界も魔法で平和に出来たら良いのに…という考えも知っていたという事なのだろうか…


悲惨な映像も私から感じ取ってしまっていたら…

だとしたら、かなりの衝撃だったのではないだろうか…小さな子供の頃ならなおさら

いったい、いつから私の心を読んでいたのだろう

まさか、産まれた時から?いや、エマさんのお腹にいる時から?


こちらの世界(地球)の戦争、テロ、差別、銃の乱射、拉致監禁、虐待、etc.

ありとあらゆる問題や事件を魔法の凄さを感じる度に、私は思い出していた



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