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ホログラム局始動

幼稚舎設立を宣言し経営が始まったが、思った程、舎児達は集まらなかった

直ぐに入舎したのは貴族のご子息や豪商の跡取り等で私が最も来てほしかった庶民の子供達は全くと言って良いほど集まらなかった


「何で来てくれないんだろう月謝も安いと思うんだけど…」

「お母様、多分庶民の子供達は集まらないと思いますよ」

「やっぱり月謝があるっていうのは厳しいかな…」

「そういう問題ではないですね、やはり貴族と庶民が同じ場所で学ぶ事はあり得ないんですよ…残念ながら」

「やっぱりそうなるよね」


分かってはいたけれどあえて貴族と庶民で分ける事はしたくはなかった

けれどそれはやはり難しい事なのだろうか


「ソフィア…魂の色って何色だろうね」

「魂の色…ですか?死体から取り出して見るしかないですかね、確認するには」

「!!!し心臓じゃないよ」

魂の色なんて誰にも分からない、なのにどうして人と人は立場に違いをつくれたのだろう


「もう宣伝するしかないね」

「宣伝ですか?」

「そう瑠々子さんにレポーターになってもらって舎での1日をホログラム局で撮影して流します!そしたら楽しそうできっと来てくれるはずです」


私には勝算があった絶対的カリスマオーラのある天使2人がいる!あの2人が舎を紹介、宣伝すれば…ふふふ

そしていろいろな子供達に来て欲しいことを真摯に伝えようきっと分かってくれるはず


「マーサ、ミーサ頑張って新しいお友達に沢山来てもらいましょう」

「はぁーい」

「はい!」

「まずはお歌を歌いましょう」

「♪♪♪♪♪♪♪」


キラキラな笑顔と可愛いダンスは星中の人々の心を撃ち抜いた!

というか、撃ち抜いた弓矢の性能の高さをまた私は軽く見積もり過ぎていた…













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