たった一人のルーム
ジェムストウン学園には学園長でないと入れない場所がもう1つあったそれが、ここ学園の書庫室だ!私はお爺ちゃんからカギを受け取った
「わぁ〜凄い!」
「ここは、わしにとっても大切な場所じゃ何かに悩んだりした時は助けやヒントになる物がきっとあるじゃろう」
そこには沢山の資料や歴代の学園長が書いた日記のような記録帳もあった私は時間を忘れてとにかく読み漁った!
そしてあることを確信した
ソフィアさんの歌を聴いて気を失った私は目を覚まして数日後、ソフィアさんと沢山話をした
ソフィアさんは「ルビールームに進級して『清之琴鳥』様のようになりたいと強く思っていたのですが今はステチュらしさ、というものの前に戸惑ってしまって、どうして良いかよく分からなくなってしまって…」
「でもはっきり分かっていることもあってそれは、歌が好きなんです」
切実な気持ちに心が震えた
なので私はシアターの歌姫の歌を聴いて、シアターで歌うことができれば、何かが起こるのではないかと考えた
魔方陣が現れてから…数日後ソフィアさんの瞳の色は初代しか覚醒しなかったダイヤモンドの色に変わっていた…
新入生で襲名となるのは前代未聞の事だった…
そこからの毎日は目が回るほど忙しくて…
襲名公演やグッズ展開、ダイヤモンドルームの復活…する事は山ほどあって…
他の少女達の戸惑いに気づけない日々が続いていた…




