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無血開城と誓約魔法

激しい戦いになる事を誰もが予想していただろう!


しかし、軍事国家ブラッドフラム星にレッドドール星の軍事用宇宙船が降り立った船港には静寂に包まれていた


激しい攻撃処か静かに軍隊が待ち構えていた

すると拡声魔法で一人の軍人が話し出した!


「賢者と7人の騎士達よ!お主らのイーストロック星での戦略、早船にて報告は受けたぞ!とんでもない力を持っていることは承知した!」

「・・・」


「だが最後に実力者同士差しで決闘をさせてはもらえぬか?」

「???」


「こちらも軍事国家としての意地と誇りがある最後にハッキリとした勝敗を認めるためにもやってはくれぬか!」


なにを言ってるんだと呆れた気持ちになり言葉に詰まっていると…


「ミーサさん私が戦います!」

「アミカさん!」

「私は私に、ここで決着を着けたいと思います!私はセンターでレッドなんです!いっちょ片付けてきます!」


そう言うとアミカさんは弓と矢を下ろしストレッチを始めた!

あちらも何か内輪で相談をしているようだった

すると輪の中から大男がこちらに歩いてきた


「我名は将軍ダカーツお手合わせ願おう!」

こちらからアミカさんがあちらから敵将のダカーツが走り出した


そしてアミカさんがアクロバット的な素早い動きをした瞬間から、ほんの数秒後にはダカーツの後ろを取って頸動脈を締めていた!


アミカさんが体術を得意としていることは知っていたがこれ程までとは…


降参のタップをダカーツがしたので勝敗はハッキリしていた!アミカさんはダカーツを離して敵の方に一礼し振り返りこちらに戻りかけた…


するとその背中を狙って何処かから矢が放たれた!

「なんて汚いことをー!!!」


私はその矢を弾き返した後、杖をむちゃくちゃに振ってその場の全ての人間の足の親指と中指の間に五寸釘を突き刺した!


興奮の中、無我夢中で全ての人間の動きを止めたかったから余りにも日本的な五寸釘という武器が発動してしまった


そして私も拡声魔法で叫んだ!

「次は心臓に刺します!!」

流石に恐ろしかったのだろう全ての敵兵がひざまずいた…


すると先ほど拡声魔法で話していた軍人が非礼を詫び降参を宣言した

そして私達をそのまま無条件で城に招き入れると約束した


大きく重そうな門がゆっくりと開いていった!

血を一滴も流さず敵国を降参させたのだ!


もう誰一人として私達に攻撃をしようと思うものはいないようだった


私はその場に全ての政治的に高い地位にいる者を集めさせた

そして誓約魔法を使い誓約書を書かせた!

未来永劫、他の星への侵略を禁ずる事を…


その後…この星にも結界を張った悪意を持ってここを出ようとした者を罰する結界を…


諸々の戦勝処理を終え私達はやっと帰還する準備ができた!


「さぁ帰ろう私達の故郷に…皆が待っている場所へ」













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