7つの色の乱反射
7つの魔方陣の光は教会いっぱいに広がりステンドグラスに大きな太陽の光が注いだようにキラキラと乱反射した!!!
エリーさんの歌声は皆の歌声と混ざり合いそこにいた私や他の6人も含め全ての人の心を優しく浄化していった…
襲名制度が始まって以来、7人同時に襲名ステチュが誕生した事は1度もなかった…
しかも同じ年齢…同級生の7人が
同時に覚醒するなんて…
きっと近々誰かが覚醒をしてもおかしくはないと思っていたが、まさか同時にとは…
7人の歌声はどこまでも透明で強く全ての色を美しく通す動脈のように思えた…
教会に訪れた人々特に子供達の笑顔はこの素晴らしい瞬間を作り出してくれた1番の立役者かもしれない…
この教会もまた森の地下のように不思議な力を持っているだろう…
教会の敷地内にある多くの水晶達はステチュ達に何か大きな力を与えてくれていたように思う
アミカさんが号泣している…
それにつられて皆泣いている…
私もキャロルさんも…
ありがとう感謝します…
この世界に来られた事に…
「ミーサさん!私が本当にキャンアイプロミスになれるかもしれないのですか?」
「かもじゃなくてなれるよ!」
アミカさんは私にとって最初から…桃の木に登っていたのを見た時から…レッドでセンターだったのかもしれない
後にこの教会は"願いの教会"と呼ばれステチュを志す少女達の聖地となった…
キャンアイプロミス騎士襲名はもうすぐ…




