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羽根を無くした天使

戦況は膠着状況が続いていたピアテンプル星もレッドドール星と同じように攻撃を受けたが多くの魔法使いを有する星だけあって何とか力で押し返したようだった


ルナさんは目を覚まし魔力を無くしたことを知った…

しかしあまりショックを受けている様子はなかったむしろほっとしているようにも見えた…


私はこの状況をソフィアと共にルナさんのご家族に謝罪と説明をした


「賢者ミーサ様…ルナちゃんはもう襲名ステチュにはなれないのですか?」


「もうよしなさい!すみませんこれまでの妻のワガママを許してください!これで良かったんです!もうずっと前からルナは新しい夢を見付けていたのに妻を勇めることが出来ませんでした」


ルナさんのお父様は随分前からルナさんの思いを受け入れていたが妻を説得出来ずにいたと…

逆に申し訳ないと頭を下げてもらってしまった…


魔力を失った事も命が助かったのだから何も惜しくはないと…

しかも星の為に力を使えた事は誇りに思うとも…


「後々…妻も落ち着けば現実を受け止めてルナを応援する…そう私は信じているので…」と微笑んだ…


私とソフィアはもう一度、丁寧に謝罪と御礼をし、これからも学園と共にルナさんを見守っていく事を確認しあった


私が夏休みにピアテンプル星へ、エリーさんと行くという話しを聞き付けた生徒達(魔法講義受講生)が私達も行ってみたいと願い出て来ていた


しかし、開戦となり課外授業のような理由では行くことが出来なくなった…

そう思った時にピアテンプル星の方から来訪依頼が届いた


「ルナちゃんどうして?羽根が無くなっているの!」

「アミカちゃん!羽根の事はあまり口に出したらダメだよ!でも…やっぱり無くなっちゃったか…アミカちゃん私はもう気持ち的にも資格的にもルビーとしてセンターになることは無くなったよ!」


「え?」

「だからお願いアミカちゃん絶対にルビー襲名してね!アミカちゃんの羽根とオーラ

は最初から美しかったから」


「わ〜そろそろ着くね〜」

「ピアテンプル星初めてだから緊張する〜」


私は7人を連れてピアテンプル星を訪れていた騎士団7人をはっきりと誕生させることを決意していた覚醒のきっかけをここで見付ける為に


「ねえ…あそこ今から降りる船港だよね!凄い人だかりなんだけど!!」


船港には多くの教会関係者が集まっていた!

エリーさんが教皇様のご息女というのを忘れていた訳じゃないのだけれどここまでのお迎えになるとは…


「こんにちは賢者ミーサ様エリー様の教育係をしておりましたトーマスと申します

皆様には歓迎会をご用意しております是非、迎賓館の方へいらして下さい」


私達はこれから戦乱の中に…












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