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星に名前を付けましょう

私は今夜も空に杖を向けていた…


転移前、私は星座の事は詳しくは無かったけど夏の星座と言えば北斗七星くらいは空を見てすぐに分かったあの漫画も好きだったし


でもこちらの世界の空は距離が近い星が大きく浮かんでいて隙間から星は見えているけれど星座の物語みたいなロマンチックなものはなかった…


すると何処からか歌声が聞こえてきた…

「♪♪♪・♪♪・♪♪♪」

「あぁエリーさんだ!それにしても素晴らしい歌声だな浄化の歌声か…」


エリーさんの歌声に浄化の力があることは分かったのだが今だにその歌声を聴くと体調を崩してしまう生徒が居るのでこんな夜に人気のない所で唄っているのだろう…


「あ!マーサさん何をされているんですか?」

「星を見ていたのよ」

「星ですか?」

「私の前いた国には星座というものがあって星と星の固まりに名前を付けていたんです」


「名前ですか?」

「ほらあそこの星達線で繋げればまるで冠みたいでしょそしたらあれを冠座と名前を

付けるの」


「なんて素敵な発想でしょう」

「ふふふそうかな…」

「ではあれは矢の様だから矢座ですかね?」

「おぉ良いですね!」


「何となく前の国にいた時と同じ星があるような気がするのよね〜今は夏だから何処かに北斗七星もあるのかな?」


「季節で星が違うのですか?」

「そうかこちらの天文学はあ

まり発展してないんだよね」

「流石!賢者様です」

「そんな事ないよ私のいた国

では普通の事だったから…」


「本当に賢者様のいた国は凄く発展した所だったんですね」

「そうなのかな…それよりエリーさん夏休みにピアテンプルに一緒に行きませんか?」

「???」


「エリーさんの素晴らしい歌声をもっといろいろな人達に聞いてもらいたいんです!だから…どうしたら良いか方法を見付けに行きましょう」











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