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守って一緒に生きていきたい

アミカさんが元気を取り戻し学園に戻って来てくれてからしばらくたった頃、ソフィアの、義父であるゴンザレスさんと話しをする事が出来た


「あっしの祖父は天使族でした…その事は昔から隠すよう教わって育ちました多分他の同族の方達も同じだと思いやす」


天使族の悲劇的な歴史を思うと仕方のない事だと思えた本当に信用できる者にしかその秘密は明かさないという掟にも似たルールがあるようだった


しかし、ソフィアから話を聞く中で私達に本当の事を話す決心をしてくれたそうだ


「天使族は逃げ隠れして暮らしていやした…しかしこれからもそうしていく事は難しくなっている事も確でやす」

「天使族の血を引く方達が増えてきたのですね」


「そうでやすとても嬉しく素晴らしい事でやす…しかしこのまま逃げ隠れしていても理解がされやせん!アミカさんの事聞きました知らない事で苦しむ人が多くなるのは悲しいことでやす」


「確かに人は分からないものに過度の不安と恐れを感じますから」


「こちらの生徒さんの中にも天使族の血を引く者がいる事は信頼のおける同族から

聞いてやす!しかも戦闘能力を身に付けとるとか」


「ん?と言うことは…魔法講義を受けている生徒の中に…」

「はい、その様に聞いてやす!この話しをしたのはソフィアやミーサさんに理解して守っていただきてい気持ちが仲間の中での大半の意見となったのでやす」


天使族の中には自分達を守るため戦闘能力を身に付ける事を提唱する者も出て来て議論になっているそうだ


私はジェムストウン学園に天使族を保護するような理解を進めるようなそんな取り組

みが出来ると良いなと考えていた…


守って理解して一緒に生きていきたい…

それが私のまた一つのここにいる理由になった


「アミカさんお帰り」

「心配したんよ」

「また頑張ろう!」


もうすぐ夏が来る…

水晶がまた騒ぎ始めた…








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