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浄化の魔法と心の闇

「エリーちゃんの唄で何で具合悪くなっちゃうんだろうね」

「うちらは平気やのにな!」


「この学園に来る前はこんな事無かったんですが…自分自身の唄がどんどん変化していくのは感じているんです」


「まぁそんな時は伝説の歌姫キャロル様(『奈胡上 美音』様)のホログラムでも見て元気出しましょう!」

「そうだね!アミカがいたらそう言よ!それにしてもソフィア様が覚醒した伝説の公演見れたカラットは羨ましいよね!」


「そーそーキャロル様が客席に降りてソフィア様の手を取った時…息が止まりそうになったと元親衛隊長さんが話していたもん」


ソフィアが深刻な顔をしてレッスンルームから出てきた

「どうだった?エリーさんの歌唱レッスン」

「はい…多分…歌声自体に強い浄化の作用があるようなんです」

「浄化の…」


ソフィアが不安な顔をするのには浄化の魔法を得意としていたのが天使族であるということだった…


これはやはり水晶の言葉…

天使族と無関係とは言えない状況になってきていた…


いっぽうアミカさんの変化はついにはっきりと目に見える形で出始めていた…

体調を崩し全ての講義を受講出来なくなっていた


「ミーサさんアミカちゃん大丈夫でしょうか?エマ様とあった日からどんどん弱々しくなってしまって」


夜…いつものように空に杖を向けているとルナさんが話し始めた…


「わたしは、エマ様と話せて凄く気持ちがはっきりして楽になったのだけれど、アミカちゃんは何か思い詰めているようで…あんなに元気な子なのに研究部にも殆ど来なくなってしまって」


「他の皆も凄く心配しているのだけれど、どうすることも出来なくて…きっと戻って来ると信じるしかなくて」


私は一旦、アミカさんを自宅に帰す決心をし…

ソフィアとスミス先生と共に自宅に送り届けた…


そこで私達はアミカさんのお母様からアミカさんの自分には相応しくないと繰り返す

言葉の意味を知ることになった










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