学園祭開催初日
パァンパァンパァン花火があがり
3日間の学園祭の幕が上がった!
最初の2日間は一部を除き一般開放し
敷地内を誰でも見て回ることが出来る
1日目は地域の方々やカラット達を
招いて
2日目はレディステチュが招待した
家族や友人限定で
3日目はST-1グランプリ大会となる
各会場は、それぞれのブースに
ピッタリの可愛らしい衣装を身に
つけたレディステチュ達がスタッフ
となってお出迎えする
グッズショップでは学園祭限定の
オリジナルグッズが並び、屋台グルメ
はプロの味が低価格で楽しめる!
他にはワンちゃん猫ちゃんの譲渡会
や広い敷地に舞台を設営し野外フェス
のように代わる代わるレディステチュ達
が唄やダンスを披露するのが見れる
「パール隊長ご苦労様です!今年は特
に入場者が多い事が予想されますので
警戒の方よろしくお願いします」
「はい!マーサさん!あ!1つお聞き
したかったのですが、もしかして
パール襲名の可能性があるレディス
テチュが現在いますか?」
「え?」
「『森泉 こもも』様の名を継ぐ少女
です!私…面影を感じたんです1年生の
シュリ様を初めてお見かけした時、
桃の花びらが舞ったように見えたんです!」
「もしかしてパール隊長鑑定の…」
「イヤイヤできませんよそんな気が
したんです!それからシュリ様が
Myステチュになりました♪」
「それは素敵なことですね」
「でも、最近、学園で攻撃魔法を生徒
に教えてるって聞いたんです…まさか
最愛様の時みたいに戦場に行ったり
しないですよね?」
私はハッキリと否定することが出来
ないまま、曖昧な苦笑いでその場を
離れた…自衛のためだけにが突き通
せるのだろうか…
ST-1の優勝候補は、やはりプラチナ
シアター選抜の"プラチナハート"
だった!襲名ステチュは不在だが
やはり現在のトップであるシアター
所属の選抜ステチュだけあって人気、
実力共に飛び抜けていた!
「ルナちゃんそっちの小道具も
お願い!」
「はぁーい!!」
「ルナ技術隊の手伝いばかりじゃ
なくてダンスも合わせるよ!!」
「ん〜これが終わったら行くね〜」
ルナさんはショーよりもショーを
作る方が益々楽しいと思い始めている
ようだった…
ステチュ研究部はどこまでの結果を
出してくれるのだろうか…




