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夢と現実

「私…ルビールームに進級できるでしょうか…」

ジェムストウン学園売店限定ババロアをひとくち食べた後ため息混じりにソフィアさんは呟いた


ちなみに限定ババロアとは特別に業者に発注しているストロベリー味とバニラ味の2種類のババロアでストロベリー味にはイチゴの果肉入りジャム、バニラ味には生クリームホイップが掛かっている


生徒達に大人気ですぐに売りきれてしまうほどだが、元気のないソフィアさんのためにコッソリとっておいて、ソフィアさんが来たタイミングで冷蔵庫に置いておいたのだ…


「どうたの?ソフィアさん!ソフィアさんはとても優秀だって先生方言ってたよ!だから希望のルームに進級できるんじゃないの?」

「そうなんですか…とても有りがたいのですが、先生方の反応はあまりよくない気がしてるんです」


確かに…先生方の反応は不思議と微妙だった…

ダンス教師のジュリア先生も初日の授業の後、前代未聞だと話していた

「今日のダンスの授業は前代未聞でしたよ!一人ずつ実力を見るために得意のダンスを踊ってもらったのだけど…」


ソフィアさんは一人で、バレエ・ジャズダンス・ヒップホップ・民族舞踊など全て完璧に踊ったらしい…


私は、先生の話を聞くほどチートとも言える才能だと感じていた…

そのダンス全てがジュリア先生が自分が教えることはないと思ってしまうほど素晴らしかったと言うのだから…

しかし、何故かジュリア先生も違和感を感じているようだった


各ルームへの進級は本人の希望ではなく本人の個性に一番適したルームへの進級となる


だからこそ、それぞれ憧れのステチュ像を目指す少女達の心を折ってしまうきっかけになってしまう事がある…

才能がある生徒だったとしても









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