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...

......

.........

シュッ...

周囲を見渡してみる。

周囲は白い空間ではなくなり、さっきまでいた遺跡の中だった。

そのことを証明するかのように目の前には祭壇と横には少女がいた。

「はぁ...」

「戻ってこれたようだね」

「ああ、そのようだな」

「というよりさっきのため息はなんだい!!」

「なに、とくに他意はない、心から出たものだ気にしないでくれ」

「そんなにか!?反応が酷すぎるとおもうのだけど!!」

「そういえばなんだが、お前はそんな身なりでよくここまでこられたな」

少女は髪の先から足の先まで撫で回すように見てきた。

「え?そんなにか?」

「ああそうだな、とても多くの敵を相手にできそうにない服装をしている」

「そうか?」

改めて自分の服装を見てみる。

Tシャツのような布生地でできた上で同じく布だけでできたハーフパンツそして靴は誰でも履いてそうな靴背中にある鞘と剣

「何かおかしなところあるか?」

「いやいや、なんかあるだろこう胸だけでも守るためにプレートを挟むとかそんな感じのやつが!」

「と言われてもこれでずっとやってきたしな...それにこっちの方が軽くて動きやすいんだよ」

「え、この格好でずっと戦ってきたのか?」

「そうだよ」

「実際どれくらいやってきたんだ?」

「弱いのだと数百入ってるんじゃないか?

巣とかも壊してきたからな〜」

「ま、まじか...」

「いや、そんな引かれても困るんだが...」

「ま、まぁいいや強いのは変わって無くてよかった」

「そうか」

「話は変わるんだが、お前のことなんて呼んだらいい?」

「そうだな、なんでもいいぞ!お前が付けてくれ!!」

「......ルーナはどうだ...」

「るーな...ルーナ...」

「いいな!ルーナ!私はルーナだ!」

かなり嬉しかったのか遠くまで走ったり踊ったりしているルーナ。

「ふぅ...」

「そんなに嬉しかったのか?」

「ああ、もちろん!嬉しいともさ!!」

「はじめて“名前“というものをもらったんだからな!嬉しいに決まってる!」

「そうか、それは良かった」

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