表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きてる価値を探す日々  作者: 湯川田 美央
嬉しさと不安の葛藤
67/86

新しい日常

 晴人のマンションに住んで仕事に行くという日々が1ヶ月続いた。


1ヶ月も続くと、日常になってくる。


マンションの入り方も慣れたし、仕事も前のように働くことができていた。


営業では、上っ面の笑顔を振りまいて上手くやっていた。


人と関わるのは苦手。話すのは好きじゃない。


だけど、そんな自分だったからいじめられた。


だから、そんな失敗は2度と繰り返したくない。


そんな思いを中学のときから、ずっと思っていたからトーク力は人より上がってしまった。



「トーク力あるよね、うらやましい」とよく言われる。


でも、本当のわたしはそんなことないのだ。


1ヶ月経ったけど、晴人には上手く隠せている。


わたしの闇の部分を。


きっとこれを知ったら、ひかれるんだろうな。


だから、隠す。


いつまで隠せるか分からないけれど、できるだけ隠したい。


晴人のそばにできるだけいたいんだもん。


晴人には騙しているようで申し訳ないけど。


少しくらい、幸せな日々を過ごしてもいいよね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ