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生きてる価値を探す日々  作者: 湯川田 美央
嬉しさと不安の葛藤
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イタリアンレストラン

 夕飯はイタリアンレストランに行った。


「えー! 予約してくれたのー!?」


「うん。ここのお店、土日だと予約なしはきついから」


「ありがと。ここの店、行きたかったから嬉しい」


雰囲気は落ち着いていて、接客も丁寧。


味も最高だった。


「今週から仕事復帰だね」


「それね。やだなー」


「だよね。でも仕事復帰したら、毎日会える。僕も早めに帰れるようにするよ」


「うん。それを励みに頑張る」


仕事復帰したら、1人は危ないということで、念のため、晴人のアパートに住むことになった。


自分のアパートには、たまに帰るという感じで。


退院しても、晴人とは付き合えてる。


いつまで、付き合えるのだろうか。


きっと、ほんとのわたしを知ったら、すぐに別れることになるんだろうな。


だから、ほんとの自分はまだ見せれない。


いじめられたことを話せてしまったのは、自分でも分からない。


家族にも話したことないのに。


飽きっぽいところがあるから、わたしが嫌いになってしまうこともあるけど、今のところはない。


こんな、平和な日常が続けばいいのに。と思った。

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