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生きてる価値を探す日々  作者: 湯川田 美央
嬉しさと不安の葛藤
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家族との時間

 実家に帰って、久しぶりに家族との時間を過ごした。


冗談で笑ったり、世間話したり、噂したりと、何気ない会話でたくさん笑った。


たわいない日常が楽しかった。


嬉しかった。



ストーカー事件のことも最初から話すことができた。


いじめられていたことは話せなかったけど。


大好きな家族が改めて大好きだなと感じた。


そして、少しは迷惑かけてもいいのかなと思えるようになった。


お母さんと2人きりで話した時、


「刺される前に少しでも相談してくれれば良かったのに」


と言われた。


かなり心配していたらしい。心配かけたな。


でも、こんなわたしのことを心配して気にかけてくれる家族は、本当に大切だと思った。


事件のことは、テレビには映らなくなった。


大体1ヶ月くらいで飽きるようだ。


警察と職場と病院のおかげで記者が大量におしかけてくることはなかった。


感謝。


これからは、距離の縮め方を慎重にいこうと思う。


そして、仕事のために体は売らないことにする。



みんなを悲しませないために。

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