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生きてる価値を探す日々  作者: 湯川田 美央
嬉しさと不安の葛藤
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久しぶりの食事

 心と久しぶりのご飯に行った。


まだ仕事復帰はできていないが、心が実家まできてくれた。


美味しいパスタ屋さんに行った。


「ゆずさん〜久しぶりですね! 大丈夫ですか! 社長始めみんな心配してました」


「心配ありがとう。心ちゃんとご飯行けて嬉しい」


「それはこっちの台詞ですよ〜。原田って男、ほんとヤバすぎですね。一生牢屋から出てこないでほしいです!」


「たしかにね。まぁ、当分は出てこないから安心だけど」


「実は、私責任感じてて。警察に行こうって言ったの、私だから。私が説得しなければ、こんなことにはならなかったのかなって。ごめんなさい」


「なんで心ちゃんが謝るの! そんな必要ないよ。原田の頭がおかしいだけだよ」


「ゆずさん。やさしすぎです。今日は心のおごりです。たんと食べてください!」


「や、いいよ!おごらなくて! 気持ちだけ受け取っておく!」


そんなかんやで、いつもと変わらずにしゃべりながらパスタを食べた。


でも、そんな心をみて、いつもと違うような気がした。


なんか元気ない。


気のせいなのか。


心は、いつも通り、にこにこ笑っている。


でも何か違和感。









数日後、その違和感は、ビンゴするのだった。

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