表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きてる価値を探す日々  作者: 湯川田 美央
心を休める時間
30/86

豚汁

「ゆずさん! 炊き出しあるみたいだよ! 豚汁!」


「え! 食べたい!」


「じゃ、いこ」


 炊き出しコーナーに行くと数人並んでいた。数人だったので、すぐに私の番になった。大きな鍋の中にたくさんの豚汁が入っている。美味しそう。


食べてみると人参、じゃがいも、豚肉、玉ねぎ、大根、豆腐、サツマイモが入っていた。


具沢山の豚汁だ。美味しい。野菜に汁が染み込んでる。


「お! 食べてるね」


「坂井先生! どうしてここに!?」


「今ちょうど休憩中なんだ」


「坂井先生も豚汁いただいてきたんですね」


「僕ね、豚汁大好きなんだよね。ここの祭りの豚汁いつも野菜たっぷりだから、なお好き。一緒に食べてもいいですか?」


「もちろん! どうぞ」


 改めてみると、坂井先生って、やっぱりイケメンだな。笑うときのくしゃっとする笑顔。人生、モテてきたんだろうな。


坂井先生が座ると、私たちの周りには人が集まりだした。坂井先生を一目見ようとファンたちが寄ってきた。さすが坂井先生。驚異の力。


まるで、小学生のときにいた人気者の先生の机の周りみたい。


小学生のとき、大好きな先生の机の周りにへばりついていたな。


「あと、20分くらいでコンサート始まるみたいだから、豚汁食べたらコンサート見ません?」


「コンサートあるんですね。見たいです。坂井先生はどうしますか?」


「休憩時間終わるまで見ようかな」


「やった! じゃあ、決まりですね!」


 豚汁のおかげで、体が暑くなった。栄養も取れて、体に良いものが吸収された感じ。美味しかった。私たちは隣の部屋のコンサート会場は向かった。

続きが気になった方ブックマーク並びに感想ご指摘などよろしくお願いします!

下の⭐︎を押してくださると泣いて喜びます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ