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生きてる価値を探す日々  作者: 湯川田 美央
愛は凶器ともなりうる
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同じ病室

 坂井先生は、とてもおもしろいし優しい。


診察のたびに、それを感じる。


しかも、イケメンなんだよね。



担当の医者が坂井先生で良かったと思う。


「あの夜のことだけどさ、あの男、相当怖いな。


大変だったね」


「はい、前に住所教えてないのに家にきたこともあったんですよ」


「え、こわ。ストーカーやん。やぁ、ほんと無事でよかった」


「おかげさまで。ありがとうございます」


坂井先生は、この院内の中では人気者らしい。


同じ病室にいる患者から聞いた。


同じ病室にいる人たちも優しい人ばかりだ。


1人目は、ゆきこさん。40代。子どもが2人いる。

面倒見のいいお母さんって感じ。


2人目は、さちよさん。70代。たまに孫が見舞いにきてそれが可愛い光景。


3人目は、かなさん。20代。私と歳が1番近い。明るい感じの人だ。


その人たちと、会話してこの病院のことを教えてもらった。


坂井先生ファンクラブもあるという。


すごいな。


みんなに優しいもんね。いい先生だ。


みんな病気を抱えているのに、そんなもの感じさせないくらい明るく、みんなのことを考えてて、優しい。



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