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生きてる価値を探す日々  作者: 湯川田 美央
生きることって辛い
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なぜか惹かれる存在

 田中心は、私の職場にいる後輩。


心が新人の時から、心の教育係として、パートナーを組んできた。


大した事教えられなかったけどね。


彼女にはなぜか惹かれるものがある。


わたしは、いじめられて以来、人のことを信用できなくなった。


でも、心とは、仲良くなりたいなって思う。


なんでかはよくわかんない。


心は明るくて、優しい子。


わたしのことを好きでいてくれてるみたいで、


「ゆずさ〜ん」


って、かわいい声で言ってくる。


でも、私が仕事のためにやってる冷徹なこととか、いじめられてたこととかを知ったら、離れていくんだろうなって思う。


だから、私は今日もみんなに笑顔を振りまいて、過去に黒歴史なんて何もなかった人のように見せて、生きていく。


私は、キラキラして幸せそうにしている人とは仲良くなろうと思えない。


心には、闇があるような感じがする。それはどんな闇かは分からないが。


なんとなく、感じ取れてしまうんだよね。


心の闇に惹かれるのかもしれない。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 人間社会の闇を巧く小説に落とし込もうと模索している点が文章から伝わる。 [気になる点] 僕は東野圭吾さんが好きなので東野圭吾さんの本はよく読むんですが、テーマ性や物語の雰囲気は他の方が仰る…
[良い点] 不思議な雰囲気のお話ですね。 独白口調が、身に迫るというか…… 前話で、主人公が優れた人物だという周りの評価にほっとしました。 辛いけど、頑張って!と応援したくなります。 ここで章区切り…
[一言] とても興味深く拝読させていただきました。 アタリだけの線画で描かれたスケッチのようですが、 それだけに心象の生々しさが飲み込みやすくされているように感じました。 この度は誠に有難うございまし…
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