4話
「うん、わからんし、これは魔法だな」
僕は「わからん」から「魔法のせい」にすることにした。
いや僕は魔法一家に生まれたわけでも知り合いに魔法少女とかがいるわけではない。
漫画やアニメ、ラノベでこう言った現象に近いものを少なからず読んだことがあったからだ。
「問題はこの扉の先が異世界なのかどうなのか、なんだけどおそらく異世界だよな」
この扉の先がもし地球ではない、異世界に繋がっているとしたら大変なことになる。いや、地球のどこかに繋がっていたとしても大変なことになるのだが異世界だとさらに大変なことになる気がするのた。
異世界がもしアニメや漫画のようなファンタジーな世界だとしたらその世界にはモンスターがいるはずなのだ。もしモンスターがこの扉を開けて僕の部屋の中に入って来てしまうと僕は一瞬で食べられてしまうだろう。
「この扉壊せるのかな?」
僕はふっとこの扉を壊して何もかもなかったことにできないかと考えた。だがこの考えはすぐには実行には移せなかった。それはもしこの扉を壊すことができたとしても扉がなくなっただけでこの扉の先の草原とは繋がったままで扉がなくなったことでむき出しになってしまうのではないかと言う危険性があったのだ。扉は木製なので頑丈とは言えないがそれでもむき出しになっているよりかはいくらか気持ちに余裕ができる。




