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徒然超短編集

確定申告がゆくお詫び編(二百文字小説)

作者: 神村 律子

 松子は能天気なフリーターである。


 先日、給料から税金を源泉徴収されていないのに還付の申告をしようとしたお茶目さんでもある。


 その松子が何故か再び税務署に現れた。


「すみません」


 松子は近くにいた案内係の女性に声をかけた。


「何でしょうか?」


 女性はクレーマーだったら困るなと思った。


「この申告書、お返しします。だから後で調査に来ないでください」


 それだけ言うと松子は逃げるように出て行った。


 唖然とする案内係である。

そういうことでした。

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― 新着の感想 ―
[一言] 本当にあった~と合わせて読ませていただきました。 面倒ですよね、確定申告って。歯医者に通ったりして申告すれば戻ってくることはわかっているんですが、どうにも申告の面倒臭さから腰が重くなりがちで…
[一言] なるほど、そういうことだったのですねww
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