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料理意外と得意だよ!

初登場

料理長ボローゼ・ラフラ(48)

髭に着いたリボンが特徴で、妻子持ち

料理人ギアル、フルレ、ジョル



厨房に着いた私はまず事情を料理長ボローゼ・ラフラに話したが受け入れてもらえるはずがなく、、、


「料理素人がこの厨房に入らないで頂きたい。エリーシアお嬢様が怪我をなされば公爵様に処分を下されるのが我々だとゆうことをゆめゆめお忘れなきよう」


私エリーシアに物怖じしない態度で私を拒絶した。

私はまだ何もしてないんですが、、、、、


でも私もこのままでは引き下がれない、胃に優しいフルーツがご飯と言うのはいいと思うんだ!!何せこの世界に薬と呼ばれる化学が存在しない。ましてや治癒魔法で治すか汗が出れば治る!と思っている世界だ風が長引けば死ぬ可能性だってゼロじゃない

なら!熱の時に効く食事と睡眠を取らせちょいちょい初級だけど治癒魔法ガンガンかければ治るのでは!と私は考えた

考えたんが実際はこうも上手くいかない

確かに私が火傷なんかしてしまえばあのバカ親のことだ処分(殺す)ぐらいはするだろう、だったらどうするかそう!私がお父様とお母様を黙らせればいい!幸い私の言うことをなんでも聞いてくれる両親だ。私がやりたいと言えば何も言うまい


「ボローゼ、私が作りたいと言っているんだ」

「、、、、、」

ボローゼはそれでも頷かない

「、、、、私が怪我してもあなた方に責任を取らせるようなことはしない」

「!!」


ボローゼが目をこれでもかという程に目を見開いて私を見やる

私も負けじと真剣な顔をしてボローゼを見つめる

「私一人で作るのが心もとないというのなら傍で監視?してくれてもかまわないです。いやむしろ見ててください。」

どうしても真面目な話をする時口調がですマスになる。あれ?いいのか目上の人だもんね!


「本当に我々に責任が及ばないのですね?」

「はい。ここで私が大きな怪我をしようともあなた方に責任を取らせることはしないです。」


ボローゼはため息を私に見せるように吐いた

めんどくせぇとか思ってんだろうな


「、、、かしこまりました ただし火の扱いなどは私が行います」

「わかりました。よろしくお願いします。」

とその前にお父様とお母様に言わなくちゃ


「ガス お父様とお母様に料理に目覚めたので明日から毎日昼食は自分で作ると伝言してきてほしい。 頼めるか?」

「な!明日から毎日でございますか!?」

「あぁ 自分の事は少しでも自分でできるようにしたい だから早く伝えてきてほしい。」

私はおずおずと戸惑っているガスに早く行けみたいな睨みを効かせて圧をかける


「わっわかりました!」

ガスは執事としてあるまじき行為、走って行ってしまった

ガスの背中が見えなくなったので私は料理長に向きを変える

「さ!始めましょう!」


手始めに調味料を確認した

この世界の言語は日本語らしく瓶に''サトウ''や''シオ''と書いてあり非常に助かる。国産のゲームだとしてもこの世界に転生?してしまったのならば言語や価値観が変わるものだと思っていたのだけれど言語のみ日本語だった

お金の価値はこれまたゲームの中のものなんだろうか?まだ見たこと無いからわからない。

食べるものが日本語で表記してあるのはなかなか助かるし前世を懐かしむことも出来る


私は早速手を動かし始める

熱に効く食べ物と、スポーツドリンクを作ろうと使う調味料をとりわけ食材を持ってくるよう料理人ギアに指示を出した

この厨房で働いているのは全部で4人

料理長のボローゼ・ラフラ、料理人ギアリ、フルレ、ジョルだ

目覚めてすぐ行動した私だが、お父様とお母様の夫婦の部屋を出たあと執事のガスにこの屋敷の名簿を持ってこさせ死ぬ気で全員の名前と顔を覚え謝罪をしに行った

死亡を回避するにはまず人を記憶し、逃げる時こちらが先に見知っておけば自然に回避できると思った、頭を働かせたが体を動かしていないから今のところ疲れがないぱぱっと作って食べさせて私も夜ご飯食べて寝よう考えるのは明日に回そう


ボローゼは私を未知のものを発見したかのように見てくる。

熱に効く食べ物それはお粥だと思うんだよね

お姉ちゃんが熱を出した時よく作ってあげてたしスポドリも手作りしてたし幸いこの厨房にはありとあらゆる調味料がふんだんにあるため使いまくれるから最高だ!!


よし!これから作るぞ!

腕を捲りあげ作り始める


確か簡易スポーツドリンクは、はちみつとシオそれにレモンだったよね〜水と少しずつ混ぜながら何度も味見をしてすぐに作り追える


「あの、、エリーシアお嬢様こちら味見してみてもよろしいでしょうか?」

「ええいいですよ こちらこそ味見お願いします。」

そう料理長のボローゼが恐る恐る聞いてきたので許可したら驚きの顔でこっち見てきた

「口に合いましたか?」

美味しかったかな??

「えっええ すごく美味しいです。」

「それは良かったです!!!」

顔がにやつく。ムフフ

美味しいと言われて嬉しくなり次のを作ろうと食材を見る。

嬉しさのあまり鼻歌までもしてしまった。不覚。


 お粥の代行パン粥を作る

パン粥も前世で割と作ってたお粥よりパン粥の方がいいとお姉ちゃんがものすごく駄々を捏ねてきたから、私は断然お粥の方が好きだ!


パン粥を作るにあたって先にミルクを温めてもらおう

鍋にミルクを入れ火を料理長に指示を出す


「なるべく中火でお願いします。ぎゅ、、、ミルクがフツフツと泡立ってきたら教えてください」

「かしこまりました」


お次はパンをちぎる、この世界のパンって食パンなんだとか思いながらちぎり始める大体の大きさは適量だ適量、そして砂糖の準備

「エリーシアお嬢様泡立ってきました」


そう教えてくれたので先にちぎっておいたパンを入れ砂糖もその次に入れた。

よしちゃんとミルクがパンに染み込んでる!

味を確かめて、、やばい好き美味しくできてる!!

ルンルンしながら笑顔で料理長の方に向きルイの部屋に運んでもらおうと指示を飛ばす

「今からルイの部屋に行くのでこれを運んで置いてください」

「、、、、かしこまりました」

ボローゼは半ば茫然としながら返事をした。



私は厨房を出たあと執事のガスが走ってきたので、とりあえず服を着替えたいと良い男の子用の服に着替えルイの部屋に直行するのであった


ルイの部屋も私は場所が分からなかった

明日は部屋の位置も暗記しよう旅館みたいなこの屋敷は広すぎて迷子になりそう。

ルイに合わないってのは前言撤回、私のエゴだけど部屋に一人は寂しいと思うんだだからほんとにごめんだけど突入しようと思う。

ルイの部屋までガスに案内してもらった。


主人公が何故料理が得意かというと割と姉のご飯を作っていたから。それとなぜ初級治癒魔法が使えるかというと彼女がシューティングゲームしかやっていなかったからこそ死ぬ直前あ〜だったらこれ使ってるぞと強く思っていたからかも、、、、、これはまたいつかの記憶の話

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