第10話までの登場人物など
◾️ テクイチポ
テノチティトラン第9代の王、モクテスマ2世の娘。母が最も位の高い妻だった。歳の離れた一人目の夫、アトリスカトル/アトリスカツィンは戦死。年齢は諸説あります。
◾️ クィトラワク 44歳
第10代の王。モクテスマ2世の弟。テクイチポの二人目の夫。白人に対して、日和見だった兄の死後、白人への強硬路線を貫く。しかし、病のため、治世は三ヶ月足らず。
◾️ クアウテモク 25歳
第11代の王。武功を立て、将来を期待された王子だが、クィトラワクが病死し、後継に。テクイチポの3人目の夫。第8代の王の息子。
◾️ アロ 20歳ぐらい *
テクイチポの身の回りの世話している。
◾️ オセロメー 32歳ぐらい *
エリート戦士集団である、ジャガーの戦士の一人。クアウテモクの命令でテクイチポの警護をする。
◾️ クァクァウティン 27歳ぐらい *
エリート戦士集団である、鷲の戦士の一人。クアウテモクの命令でテクイチポの警護をする。
◾️ タキ *
テクイチポが地下牢から救った奴隷。かつては、テスココの王、カカマの使用人だった。白人との混血の息子をシューマと名付ける。
◾️ テトレパンケツァル
トラコパンの王。
◾️ 三国同盟
テノチティトラン、テスココ、トラコパンの三国同盟。テノチティトランの王が同盟を束ね、ヒューイ・トラトアニ、と名乗る。トラスカラを含む、周辺国をこの三国同盟の属国として統治している。
テノチティトランは、今のメキシコ・シティの中心あたり。
トラコパンは、メキシコ・シティ市内の西側。
テスココは、メキシコ・シティの北東。
三国同盟は、当時、今のメキシコからさらに南まで勢力範囲。
*印は、実在しません。
さっくりした説明です。
歴史を研究している方には、厳密にはそうじゃない、とご指摘いただきそうですが…
本フィクションを読む上での補足として、ご覧ください。




