ロリ華ちゃんと珍太郎クン
ごはんライス先生が執筆されている小説のキャラクターを使用させて戴き書いたお話です。
私ロリ華♪ぴっちぴちの中学生。
今日は大好きな珍太郎先生とウキウキデートなの♪
珍太郎先生はメタボだけどお茶目で可愛いい塾の先生♪と〜っても優しい人なのよ。
今日はね、先生が動物園へ行こうって誘ってくれたから、ロリ華気合い入れてお弁当作ってきちゃった♪エヘッ♪
「あっ、もうこんな時間っ!先生待ってるかなぁ…急がなきゃっ。」
私はランチBOXを揺らさないように気をつけながら、先生との待ち合わせ場所の地下鉄乗り場へと走った。
改札口横にある伝言用の黒板の前で先生がそわそわキョロキョロしながら立っている。
「先生〜♪お待たせっ」
私は右手を高く上げて先生に大きく手をふった。
「やぁ、ロリ華ちゃん。今日もセーラー服が眩しいね。」
先生はもじもじしながらもご満悦な笑顔で私を上から下まで眺め頷いた。
「んもうっ、せっかくのお休みなのにぃ、セーラー服じゃなくてもっと可愛いいお洋服でデートしたかったよぉ…」
私はちょっとだけ唇を尖らせて拗ねたフリをしてみる。
「ご、ごめんよぉ…。だってロリ華ちゃんのセーラー服姿が僕1番好きなんだもん。」
先生はさらにもじもじと身体をよじる。
「そんな事言って…先生はロリコンだから、セーラー服なら誰でもいいんじゃないのぉ?この前はピンクのランドセルの子をじっと見てたし。」
ちょっといじわるな質問をぶつけてみた。
「そ、そんな事ないよぉ…信じておくれよぉ…」
困り顔の先生、う〜ん、可愛いいっ♪
私は先生のほっぺにちゅっ♪とした。
「あわわわわわっ…」
先生は真っ赤になって慌てて、何だか変な汗をかき始めた。
「ちょっと…トイレぇ」
ズボンのお尻を押さえて、トイレの方角へと駆け出した。
「緊張するとお腹が痛くなるの、中々治らないなぁ…。ロリ華、いつまで経っても先生とちゅうできないなぁ……」
ちょっと寂しい。
ほんとは大好きな先生とちゅうして、ゆくゆくは……ベッドの上で…
「きゃっ♪恥ずかしいっ。ロリ華ったらやらしい事考えちゃって。」
私は俯いて、暑くなる顔を手でパタパタと扇ぎながら先生を待った。
:::
地下鉄に乗り駅を6つ程過ぎると、目的地の動物園へ着いた。
「動物園なんて久しぶりだなぁ…。」
先生は童心に帰ったかのように笑みをこぼし、園内を見渡す。私はそんな先生を見つめて口元をにんまりと緩めた。
「あっぞうさんだぁ♪先生行こうっ♪」
私はぞうを指さして先生の手を引っ張った。
「ちょ、ロリ華ちゃん!」
先生は真っ赤になって慌てるけど、私は
「デートなんだもんっ、手くらい繋がなきゃ。」
そう言って、繋いだ手にちょっと力を込めてみた。
「あはは…」と先生は恥ずかしそうに笑うけど、
今日はロリ華、積極的に頑張るって決めたんだもん。
「うわぁ、ぞうさんすっごく大きくて立派だねぇ、先生♪」
私は柵の向こうで器用に鼻を使って干し草を食べているぞうを見てため息をこぼした。
「…そ、そうだね。」
先生は何だかドギマギしている。ん?何でかなぁ…???
「うわあっ♪ぞうさんが立ってるぅ!すごぉいっ!おっきい〜っ!ロリ華胸がドキドキするっ♪」
目の前のぞうが鼻を高々上げて、2本足で立ち上がったので私は興奮しちゃって、思わず先生と繋いだ手を揺らした。
「ああ、あ、ああっちにしししまうまがいるよ。しまうま見に行こう、しまうま。」
先生は真っ赤になって汗をかきながらあたふたして、私の手を引く。
ん???先生…どうしちゃったのかなぁ…?
なんか変なの。
「うわぁ、可愛いい、しまうまっいっぱい♪」
柵の中でのんびりと歩くしまうまを見て、私は歓声をあげた。
おや?右隅のしまうま…
「先生、見て!あそこのしまうま!交尾してる!」
私は右隅のしまうまを指さした。
「あわわわわわっ!ロ、ロ、ロリ華ちゃん!あっ!そうだっ!コアラ見に行こ、コアラっ!」
またまた先生はあたふたしながら私の手を引き歩きだす。
せっかく珍しいものが見れると思ったのにぃ…
しまうまの交尾、見た事ないのに…。私はちょっとがっかりして先生に手を引かれ歩いた。
コアラ館に入ると、中は薄暗くて、ちょっとワクワクした。
少し歩くと、ぱぁっと光りが目に飛び込み、横広のガラス張りの向こう側に、ユーカリ木が何本か生えていて、木の上にコアラがのんびりとユーカリの葉を食べていた。
「わぁ♪可愛いいっ♪体がまんまるくってぽってりしてるぅ。まるで先生みたい♪」
私は先生を見てくすっと笑った。
「えへへへっ♪そうかなぁ。」
先生は照れ笑いをしながら私を見つめて頭をぽりぽりかいた。
そんな先生を見て、胸がキュンと鳴ったのはいうまでもなく…。
コアラ館を抜けて、キリンやライオン、サイにカバ…いろんな動物を先生と見て楽しんだ後、お楽しみのランチタイムがやってきた。
先生と私は、売店前のパラソルが立つテーブルに向かい合わせに座り、ランチボックスを真ん中に置いて、
「じゃじゃあ〜ん♪ロリ華特製スペシャルサンドイッチでぇーす♪」
ぱかっとランチボックスを開けた。
「うわあああ♪おいしそうだなぁ。」
先生はにこにこと笑いサンドイッチを見つめる。
「ロリ華、早起きして一生懸命作ったんだよ♪たくさん食べてね♪」
私は先生にハムの入ったサンドイッチをはい♪と渡した。
「いただきまぁす。」
先生はサンドイッチにぱくりとかぶりついた。
私もツナサンドをぱくりと食べた。
先生の口が軽快にもぐもぐと動く……。
もぐもぐ…もぐ…も……
「先生?」
あれ…口が止まっちゃった……。
なんか、顔が青白いような……。
「先生、おいしくないの…?」
私は不安になって先生に尋ねた。
「…い、いや、不思議な食感だなぁと…」
先生は言葉を濁す。
「不思議な食感て?」
「ハム食べてるのに口の中がしゃりしゃりしてとっても甘いと言うか…なんと言うか…」
「ああ、ハムとハムの間にはちみつとお砂糖をたっぷり挟んだから♪ロリ華、甘いの大好きなんだもん♪」
私はお砂糖とハチミツたっぷりのツナサンドをもうひと口食べた。
「う〜ん♪おいしぃ〜」
「…………。」
先生は汗をだらだらかき、顔を真っ青にしながらサンドイッチを食べている。
「…先生…、ロリ華の作ったサンドイッチきらい…?」
明らかに様子がおかしい先生を見て、私の胸に不安が広がる。
「え、おお、うっぷ………おいし…い…うぇっ…よ…ううぅぇ………。」
先生は泣きながら、お茶をがぶ飲みしサンドイッチを飲み込んでいく。
「…やっぱり…おいしくないんだ…。」
私は俯いて小さくため息をついた。
「ごめん、ロリ華ちゃん、僕ぅぽっちゃりメタボで最近血糖値も高いから、甘いのはちょっとぉ………てか、甘いきゅうりはメロンの味って嘘だよね……てか、このサンドイッチ激マズ…ちょほほほほほ」
「ひどぉい……ひどいよぉ……。」
私はランチボックスを両手でガシッと掴み、
「いいもんっ!ゴリラにあげるもんっ!ゴリマッチョなら食べてくれるもんっ!メタボよりゴリのほうがいいも〜んっ!」
私はゴリラの柵へ走り出した。
「ああああっ!待ってぇえっ!ロリ華ちゃーん」
「うわあああああーん」
私は大声で泣きながら走る。
「ごめんよぉー!うわあああああーん!」
先生も泣きながら私を追い掛ける。
ゴリラの柵の前で私は泣きながらランチボックスからサンドイッチをばらまいた。
「ゴリーっ!ロリ華の愛情を召し上がれっ!」
「うわああああっ!!」
先生は、柵をびょーんと飛び越えて、ゴリラのおうちへダイブした。
「あああっ!先生ーっ!」
私は先生の足をつかもうとしたけど、ロリ華ちびで手が短いから、スカッと空気を掴んだ。
先生は、ゴリラの前にぼっよーーんと落ちた。
メタボなお腹がエアバックになったので怪我はないみたい…だけど…。
「………。」
起き上がった先生の目の前に、体長2メートルのゴリラが!!
「に、睨まれてる…先生、すっごい睨まれてる。」
私はドキドキしながら先生を見守った。
「うほっ…」
「あわわわわ…。」
先生は気が動転しているのか、私がばらまいたサンドイッチをひとつ掴み、ゴリラにぶんっ!と投げた。
パクッ……。もぐも…ぐ…………………ぱたっ。
「えええええっ!!」
私は思わず奇声をあげてしまった!
ゴリラが気絶するくらいロリ華のサンドイッチっておいしくないの…?
「ふっ…まだまだ甘いな…ゴリマッチョ。このマズさに耐えてこそ男ってもんだよ、ぬぅあはははははっ!」
先生はそう言うと、地面に落ちたサンドイッチを拾いむしゃむしゃ食べた。
「…うぉえっ…もぐ…うっぷ……ううぅ……もぐもぐ………」
「せ、せぇんせぇ〜い……ふぇええ〜ん……。」
私は感激しすぎて涙が溢れて止まらなかった。
:::
「ごめんね、先生…ロリ華ったら…先生の愛を疑ったりして……。」
夕暮れの道を先生と手を繋ぎ、家路を歩く。
「僕こそごめんよぉ…激マズすぎなんて本音をぽろりと言ってしまって」
先生は夕焼けみたいな真っ赤な顔で苦笑いした。
「ロリ華ね、お料理が上手になるようにうんとがんばるね♪そうしたら……………………。」
私は足を止めて先生を見上げた。
「ロリ華を先生のお嫁さんにして下さいっ!」
勇気をもって先生にお願いをした。
「………無理だよぉ。」
「えっ…?」
先生の返事に私は体が凍り付くような感覚になった。
「だってぇ…僕ロリコンだもん。恋愛対象は17歳までなんだ。」
先生はエヘッと笑った。
「うぅ…うわあああーーーんっ!!」
私は悲しくて悲しくて、両手で目を擦り大声で泣き崩れた。
「ろ、ロリ華ちゃあん……泣かないでおくれよぉっ…うわあああああーーん!」
先生もつられて泣きだした。
「ひっく…ひぐっ…うぇっ……ぐすっ…どうして私達こんな運命なのぉ……ひっぐ…ひっ…」
私は先生を抱きしめた。
「ひっく…ずずっ…うぐっ……あいつのせいだ…………………………。」
先生は小さくつぶやいた。
「…ひっぐ…あいつ…って…?」
私は先生を見つめた。
「……ごはんエロスだよ……。」
「…先生…?」
「あいつが…エロいロリコン小説として僕らを生んだから…いけないんだ……。」
先生は唇をぎゅっとかみしめて夕焼け空を見つめた。
「……ごはんエロスがいなくなれば…僕らの時間は永遠に止まる。」
「ダメっ!お巡りさんに逮捕されちゃうよっ!」
「…大丈夫。あいつは元から児童にワイセツな行為をしすぎて警察にマークされているからいなくなっても大丈夫だよ。」
先生は携帯電話から誰かに電話を入れる。
ぽるるるるる……
「……あ、もしもしぃ、うさ川さん?ちびっ子暗殺者1名お願いします。ええ、10歳の可愛い子ちゃんで…方法はそちらにお任せします。はいはい、よろしくぅ〜♪」
ぴっ…と先生は携帯を切った。
「…ロリ華ちゃん、これで僕らは永遠に時を止めて、いつまでも君は中学生のまま。」
「先生……、」
「幸せに暮らそう…」
「……せんせぇ〜…」
二人は固く抱きしめあった…………………
「でも、でもぉ〜っ!中学生のままだとロリ華、先生と結婚できないよぉ………」
私は先生を見上げた。
「あはははははっ」
先生は、だらだらと汗をかきながら笑った。
「笑ってごまかすなっ!!」
私は先生のお腹にグーパンチを入れた。
「おふぁっ………!」
くの字で悶絶する先生を置いて私は走りだした。
「うわあああーーん!」
と泣きながら………。
おしまい。




