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第七話 知名度

また遅れてしまいました…

すいません。

マリカのゲーム実況に新たな問題が発生した。


「再生回数…2回!?」


そう、誰も動画を見てくれないのだ。


「こんなに見てくれないのは、やる気が下がっちゃいますよぉ…」


マリカが部屋の隅で体育すわりをしている。

まとっているオーラが恐ろしい。


「インターネットで調べてみるな」


そう俺は言ってブラウザを開くと、

『再生数 稼ぐ方法』で検索をかけた。

その後、15分ほど調べ、


「再生数を稼ぐ方法、わかったぞ」

「え!わかったんですか?」

「ああ。サムネを興味引くものにするといけるらしい」

「サムネ…あの動画の写真みたいなやつですか?」

「そうだ。もう少し派手じゃないといけないらしい」

「ふむ…わかりました。頑張ってみます」


そう言って彼女はPCに行くと、早速サムネ用の画像を加工し始めた。

そして約30分経つと、加工を終了した。

まあ俺のヘルプがたくさん必要だったが。おかげで通常の3倍の時間がかかっているし。

そしてサムネを変更して数日ほど待ってみると、


「ええ!?全然再生数稼げてないじゃないですかー!」


再生回数がまだ10回なのだ。

この後もいろいろな変更を行ったが…


「全然稼げないじゃないか!」

「私には素質がないのでしょうか…」


また彼女は部屋の隅に座って不穏なオーラを放っている。


「…だったら最終手段だ。他の人の動画を見習って真似しろ」

「え?どういうことですか?」

「言葉通りだ。有名な人がやっていることをすべてやれ。まるまるコピーはするな。タイトルも自分のオリジナルにしろ」

「わかりました。やってみますね」


そうすると、なぜか見る人も増えた。

そして次の日、アカウントをマリカとともに確認すると…


めちゃめちゃ再生回数が増え、登録者数も大量に増えていた。


アカウント名:マリン

登録者数:44万人

動画数:1

総動画再生回数:12,802,986回再生


「と、登録者44万人!?まだ一本しか動画上げてませんよ!?」


さすがの俺も不思議だったので、SNSなどを見てみると、


『おい、みんなこの動画見ろ。プロレベルのうまさなんだがw』

『この動画見ればわかると思うが、将来大物になるのは間違いないから先登録しとけ』

『この人色々狂ってるから見てみろw』


などの大反響だったが…一つだけ目が引かれる投稿があった。


『これは俺でも勝てんwww』


この投稿の内容は普通だが、投稿した人物が普通じゃなかった。チェックマークが隣についているから間違いない。


「まじかよ…」

「リョウキさん、どうしたんですか?」

「お前の動画拡散した人の中に、とんでもない奴がいるぞ…」

「へ?誰ですか?」

「ゼロゲームズだ。登録者150万人のプロゲーマーでこっちの世界では超有名なやつだ。」

「え!?そんな人が動画見てくれたんですか。めちゃくちゃうれしいです!やる気がわいてきました。今すぐ撮影しますね!」

「おう、がんばれ!今だったら登録者50万人越えも夢じゃないぞ!」


そう彼女を後押しして部屋を出た瞬間、インターホンが鳴った。


「はあ…誰だよ、朝の9時から」


そう言って俺はドアを開けると、玄関には内宮が立っていた。


「やっほー。ごめんねー、朝早くから」

「ああ、別にいいぞ」

「ほら、レオも入ろ」

「今俺人生で一番疲れてんだよ…無理やり連れてくんなよ」


そういって彼女は半分寝ているレオを無理やり引っ張ると、強制的に家の中に入れた。

内宮は、


「あれ?マリカちゃんは?」

「マリカなら、上で撮影してるぞ」

「撮影?」

「ああ、彼女ゲーム実況始めたんだ。まさかの登録者数44万人のスタートだがな」

「は?44万人ってどんだけいるんだよ」

「私もそう思ってた。スタートにしては多すぎるよね」


どうやら二人ともゲーム実況よりも登録者数のほうが驚いているみたいだ。


「有名な人が動画を拡散して、一気に登録者数が増えたんだとか。まあそれよりも、お前らは何しに来たんだ?」

「普通に遊びに来ただけだよ」

「っていうのはタテマエだろ?」

「正解。実は、勉強を教えてもらおっかなー、と思ってきたんだー」

「誰にだ?俺そんな賢くないぞ?」


そう、俺は平均よりちょっと上くらいの成績だ。そんな奴にクラス一位の内宮が勉強を頼みに来るはずがない。


「マリカちゃんだよ。彼女、私を課題の成績で上回ったから。あと、もうちょっとでテストでしょ?だから早めに勉強したくて」

「そうか、だから最初にマリカがいるか聞いてきたのか。今は無理だし、彼女の撮影が終わるまでゲームしようぜ。もちろん対決で、な」

「ゲームだと!?リョウキの家に来てよかったぜ。じゃあ早速用意するぞ!」

「ああ、そうだな」


こうして俺、内宮、レオのゲーム対決が始まったのであった。

面白そうな終わり方ができない…


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