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第五話 告白!?

「今回は絶対負けねーからな!」

「さあ、どうでしょうか?一回私に負けてますよ」

「いや、遊ぶゲームを変える。そうすることで、お前に勝てるはずだ」


学校が始まってから約三週間経ち、俺は再度リベンジを申し込んだ。別のゲームで。

ちなみに麗奈はリンとミナの家に遊びに行っている。あの二人、どんだけ仲いいんだよ。まああのスケベ妹がいないのはうれしいが。


「別のゲーム?何のゲームですか?」

「今回はこれで勝負する。俺が二番目に得意なゲームだが、この三週間で鍛えたから、勝てるはずだ」


俺は本棚の中に入っているドリフトレーシングゲームを手にする。


「わかりました。リョウキさんのプライドをズタズタのボロボロにしてあげます」


闇堕ちしたヒロインのような邪悪な笑みを浮かべて自信満々に言う。

お前ほんとに異世界で聖女だったのか。


「望むところだ」


俺はコース、車、そのほかの設定を選び、レースをスタートさせる。

俺の作戦は、マリカの車の前に走って一切オーバーテイクを許さないことだ。そのためには、一つ目のコーナーで彼女をオーバーテイクしなければいけない。

よし、第一コーナーははとったな。このままだったら勝てるな。

俺はしつこく後をつけるマリカを前からブロックする。

そしてやがて、ホームストレート前の最終コーナーに入る。


「私がそんなリョウキさんの作戦にまんまとはまるわけないじゃないですか」

「!?」


そのままマリカは俺の予想していたルートのはるか左に通り、直前で抜かされてしまった。

俺はそのままコントローラーを落とし、呆然とする。


「やはり、リョウキさんのプライドを壊すにはこの作戦が一番ーーー」


ピンポーン。

インターホンの音が家の中に響いた。


「ん?誰でしょうか」


完全に上の空になっている俺の代わりに、彼女が玄関を開ける。


「おい!大変だ!俺にとって一大事なことが起き…リョウキ、お前どうした」

「私が彼に勝っただけでなぜか硬直の状態異常がかかっているみたいです」

「状態異常なんてかかっているわけないだろが!」


よくわからないことを言ったことにツッコミを入れて、目が覚める俺。


「って…レオ、お前どうした」

「俺的に大変なことが起きたから、相談しに来たんだよ」

「お前的にって、どんなことだよ」

「俺…告白された。」

「「えぇっ!!」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


どうやら、彼は俺の幼馴染、内宮に告白されたらしい。

今日、放課後に屋上に呼び出されたらしい。

それを告白フラグと知らないレオは、屋上で恋愛マンガのようなシチュエーションになり…まあその後はわかるだろう。


「それで、どう返事したんですか?」

「いや、返事というよりかはバレンタインの前日までに教えてと言われた」

「バレンタインの前日って…二週間しかないじゃねーか!お前どうするつもりだよ!」

「俺はそれを相談するために来たんだよ、今日」

「相談って…何を助言したらいいのか全くわかりません」

「まず俺が内宮さんと付き合うべきか。ここからだ。」

「付き合え。お前と内宮は似合ってる」

「そんなの何でお前がわかるんだよ」

「内宮は俺の幼馴染だ。あの大和撫子みたいな性格はお前みたいな明るくて活発なやつとお似合いだ」


内宮はあの黒髪ロングみたいな外見からもわかると思うが、彼女は大和撫子系といえるべき奴だ。

またモテる者同士が結ばれても違和感はないだろう。


「でも入学早々付き合うのもなぁ…じゃあ2月13日までじっくり考えてみる」

「いや、彼女はバレンタイン前日までと言ってただろ。お前なぜ内宮がそう言ったかわかるか?」

「いや、俺にはわからん」

「なぜかというと、チョコをあなたに作りたいんですよ。私も女子だからわかりますよ、彼女の心情。」

「でもチョコって一日でできるものなのか?」

「いや、できるわけないじゃねーか。チョコを作るには最低でも2日はかかる。だからタイムリミットは前日って言ってるが、2日前、しいては3日前に返事をしなきゃならねーんだよ」

「なんでそんな曲がりくねった言い方をしなきゃならないんだよ?」

「それを察してください、と言ってるんです」

「めんどくさいなぁ、別に察しなくてもいいじゃないか」

「要はかまってほしいんですよ。」


異世界ではこんな文化なかったからな。わからないのも当然か?


「だったら、察する練習をしたいんだが、何か方法はあるか?付き合い始めてもそういうことはいっぱいあるだろうしな」

「そうだな…彼女はこの二週間の間に猛烈なアタックを仕掛けると思うから、それでアピールについて学べ。そうすると察することができるようになろうと思うぞ」

「それはいいアイデアですね。じゃあそういうことで、がんばってください。」

「おう」


そういって彼は帰っていった。

ちなみに予想通り彼はとてつもないほどのアピールを受けていた。

ブックマーク、感想、評価よろしくお願いします(励みになります)!またユーザーのお気に入り登録もお願いします!次回の投稿は7月14日水曜日16:00です。

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