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いつか妹も同じ高校へ(4月11日)
PM10:20
私はちょうど英語の英文を訳す宿題をしていた。
高校の英語って中学の頃より少し難しいけど、10月に英検の3級を受けようかと考えていた。
暫くして誰かがドアをノックした。
妹の早紀ちゃんである。
この子は今は小6で、私に似てて可愛くてアイドルが大好き。
「どうしたん?早紀ちゃん?」
と聞いた。
「悩みでもあるの?」と再び聴くが「あのさ、お姉ちゃんの着てる就実の制服って可愛くてキュンとしたんよ。私にも着させてよ」と言い出した。
そして私は「いいよ」とOKすると、早紀ちゃんは「後ろ向いてよ」と注意するが、私は「何で??女の子同士じゃが。恥ずかしいの?」聴くと、早紀ちゃんは「じっと見ちゃだめだよ」と言った。
<10分後>
「早紀ちゃん似合うが」
「本当??ありがとう」
私は早紀ちゃんの制服姿を写メに撮った。
「もしかして私みたいに就実に行きたいの?」
「うん」
「早紀ちゃんは勉強ができるし受かると思うよ。それにスポーツ(ソフトボール)もできるし。早紀ちゃんなら大丈夫だよ」と励ました。