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SWEET HIGH SCHOOL GIRS  作者: YOSHI
第1章 初めての経験
2/3

岡山駅で(4月11日)

PM4:00に授業が終わって、私は歩いて岡山駅に向かった。


そしてさんすての本屋に行ってアイドル関連コーナーにある所にいた。


私はAKBが大好きで、特に大島優子ちゃんや渡辺麻友ちゃんを主に推している。


AKBがデビューした頃は私たちが小5で、いつかアイドルになりたいと思ってた頃がある。




PM4:55


千沙ちゃんからメールが来た。


「ゆきちゃん、今何処にいるの?」


「Re:今はさんすての本屋にいるよ」


「Re:岡山駅の中を色々行ってみようか。私たち初めてだから迷子になるかも」


「そうじゃな。そうしようか」




そういえば千沙ちゃんは岡山駅に行く機会がないから一緒に連れて行ってあげよう。




4月と言えば桜。


私たちが小学校に入学した頃(2002年)は校庭に桜が満開になってたね。




小学校だけじゃなくて、近所の公園の桜もめっちゃ綺麗だし、岡山駅の西口広場の桜の木も満開になってる。


この時期はお花見に行きたいなと感じる。




小学校からの親友の千沙ちゃんとは喧嘩もせず、ずっと仲よくしてる。


帰る時は一緒に帰ってた。


泣き虫だけど、とても優しい女の子だよ。



ちなみに私は地元のソフトボールチームに入ってた。


その頃はピッチャーで相手チームの男の子たちを三振に打ち取った事があるんだ。


私は女の子にモテモテで人気度が沢山だった。



今日は初めて千沙ちゃんと岡山駅でデート。


高校生になって初体験。


そういえば、小学校の終わり頃に千沙ちゃんにこんな事を言ってた。


<回想>


「4年後って私たちは高校生になってる頃だね」


「そうじゃな。千沙ちゃんはどんな感じになってるんじゃろ?」


「わからないよ。ゆきちゃんは?」


「どうかなぁ?そんなに派手じゃなくて可愛い感じかな」


「そうだね。私も」




そして中3の終わり頃(2月)に私たちは私立の高校の志望校に合格した。


私は就実、千沙ちゃんは山陽女子。


高校は違うけど、帰りは岡山駅で会えるからいいじゃん。



千沙ちゃんと一緒に地下街に行ってみた。


今までこの場所の雰囲気を見た事のない私たちは不安に感じた。


「地下街初めてだね。ゆきちゃんと行くの」


「そうじゃな。手を繋ごうか」


と千沙ちゃんは照れ臭そうに「ゆきちゃんと一緒で嬉しいよ。小学校の頃からいつもそばにいてくれるから大好き」といった。


岡山駅ってこんなに広いんだね」と千沙ちゃん。


「うん。初めてだから慣れるまで迷子になるかも」と私もびっくりした。


そして地上へ上がってみた。


そこはマックやドトールなどの沢山の店があって、駅の中の明かりは明るくて落ち着いた雰囲気になっている。


2階に上がると、さんすてや中央改札口がある。


私たちは地下改札口を利用する(そのまま行くと桃太郎大通りに出る)が、中央改札口を使う事が増えるかもしれない。


4年前にこの駅が新しくなって、吉備線と津山線のあった16番と17番ホーム、それに西口駅舎が無くなってすっかり利用しやすくなっている。


私が小さい頃、大阪のいとこに会いに行く時にはまだ新しくなる前だったが、あっという間に変わってしまって、この駅をうまく利用できるかどうか不安だったが、次第になれると思う。


「千沙ちゃん、スタバに行ってみようか」


「うん。行ってみようよ」


そして私たちは地下街にあるスタバに行くことにした。



岡山駅の地下改札口のそばは、冬の間(11月中旬~12月25日)は大きなクリスマスツリーが飾られていて色々なイルミネーションを見ることができる。



そしてスタバに着いて私たちはカフェラテを注文した。


注文してから近くの席に座って飲んだ。



「初めてスタバで飲むカフェラテ美味しいね、ゆきちゃん」


「そうじゃな。たまにはええよな」


「うん。月に1回はいいと思うよ」



今の時間は私たちと同じ年の女の子が来てるし、店員の女の子も可愛い。


「(-_-)zzz」


「千沙ちゃん?寝ちゃった?」


きっと千沙ちゃんは慣れない場所で疲れたかも知れないけど、私と一緒で大丈夫だもん。

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