第17話
本当にすいません、予約投稿出来てなかったです。
「"我慢"!うらっ俺が相手だ」
敵の重い一撃をイチスケが受け止めている間に俺とセナで集中砲火。しかし、敵のHPは確認しづらいくらい少ししか減っていない。
「エイト!ヤベェぞ、アーツ使ってるのに俺のHPゴリゴリ減っていってる」
「分かった、なんとかするから耐えてくれ」
今俺たちは何をしているかというと、3人だけでボスに挑戦している。なぜ今こんな状況になったかのか...
俺たちは噴水広場で集合した後、始まりの森の奥に向かった。
森の奥をガンガン進んでいくとボスエリアを見つけた。
こんな簡単にボスエリアが見つかっていいのかとか思ったけど、見つかってもいいくらい森の奥に進んでいるため仕方ないと思う。
挑戦するならするで、回復アイテムなど準備を整えるため一度帰ったりするのだが、俺が回復アイテムを余分に持っていたため帰らなくてもいいという判断を下した。俺の矢に関してはまだ大丈夫だ、回復アイテムより大量にある。
ボスエリアに入ってみてびっくり、ボスがすごく強い。そりゃそうだろうボスエリアに入る直前に適正レベル25って分かりづらく書かれていたもの。モンスターの頭上にはHPのバーがあるのだが、その横に3000という数字が書いてあった。そして今に至る。
「エイト、やばいからこっちにHPポーションくれ」
「イチスケーそっちいくぞー、おらっ」
「エイト君、相手強すぎない?」
「ん?ああ、あのボスの適正レベル25なんだよ」
「「え?なにそれ」」
「エイト、それ何処で聞いた」
「喋っていていいのかやばいんじゃないか?わかりづらいとこに書いてあった」
「見つけたのならば、ボスエリアに入る前に言え」
「だって、ボスエリア入る直前に書いてあったのだもん」
「何が もん だ。というか、適正レベル書いてある所が酷すぎだろ。とりあえず今後の攻略班のために少し情報取ってから帰るぞ」
「どうやって、ボスエリアからは出られねーぞ」
「死に戻るしか方法はねえな」
「嫌だ、絶対それはしない。」
「じゃあどうすんだよ。他に方法はねえぞ」
「ならボスに勝ってしまえばいいじゃん」
「簡単に言ってるけどそれが難しいんだよ」
「ちょっとそこの2人、話してるのは良いんだけどそろそろボスが来そう。魔法で牽制してたけどもう止められない」
「ごめん、ボス足止めありがとう」
「でもね、魔法で牽制してる時、たまに敵が変な動きするの」
「変な動き?」
次話は水曜の23時に投稿します。忘れません




