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第9話
翌日
「おーい、ザキー」
この声は俺の友人 市田 俊介だ
「なんだ俊介か。はぁ」
「おいおい、なんだ俊介かってひどくね。それと最後のため息が心に刺さるんだけど」
「そんな事より商店街の福引きって当たりあるんだな」
「そんな事よりってまぁいい、んでザキ当たったんだろAS。楽しかったか?」
「あぁ、楽しかったぞ、と言うか俊介もAS持ってなかったか?」
「持ってるぜ。βプレイヤーに応募したら見事に当たってな」
「あぁ、あん時は非常にうるさくて迷惑だったな。大迷惑だ」
「ごめんって、というよりそんなに言わなくてもよくね。まぁ置いといて、俺βプレイヤーな訳だから俺と一緒に冒険しないか?」
「仕方がないやるか」
「仕方がなくない、んじゃ決定。AS内での待ち合わせ場所は後で決めようぜ」
次話は23時に投稿します