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人生の代理をおねがいします!  作者: ゆるめ
第1章〜はじめての春〜
6/8

入学クラス会にて

一通り終礼も終わり、もう帰ってもいい感じの雰囲気になった。今日は学校が終わるのが早く、12時半に差し掛かろうとしている。中学までなら速攻帰っているこの状況だが、今の俺には予定がある!

『おぉーい、ときのみー!お前も行くんだろー!』と、やたら明るい金色くんの声がする。金色 銀が提案したみんなでファミレスに行く話に俺も参加している。中学までのキャラを変えるのにもってこいの機会であり、このクラスの人たちと親睦を深めるためにも良いと思ったからだ。『おぉーい!とーきーのーみ!おいてくぞー!』「ちょ、ちょっとまって、行く行くー!」俺は、金色くんと一緒にファミレスへ向かった。


近場のファミレスのJOUSTN(じょうすとん)へ到着した。俺たちが着いたころには、既に参加者全員、席についていた。『遅ぇーぞ!金色!お前が遅れてどうすんだよ!)と、笑いながら言っているのは、学級委員の、樂間くんだ。それ以外にも相原くん、江川くん、二階堂くん(くんいるか?、、)天羽さん、菊原さん、清水さん、土田さん、緑川さんがいた。金色は、颯爽(さっそう)と席に着くと『んじゃー、早速なんか注文してはじめよーか!』と、入学クラス会を始めるスタートを切った。


みんな、色んな中学から来ていて、中学時代の話や、高校生活のビジョンについてなどたくさん話した。でも、楽しかっただけではない。驚いたこともある。それは、俺がトイレに行った時、二階堂くんも、一緒について来た。そこまでは普通だったがトイレに入るやいなや、急に肩を掴まれて『お前!オレの中学時代知ってるよな!』と、言われたので、少し戸惑いながらうなずくと、『頼むから絶対言わないでくれ!オレは、ヤンキーを卒業したんだ!知られたくないから、ちょっと遠い学校まで来たんだ!だけど、お前も、遠くから来てる。つまり、お前が喋らなければ誰にもバレない!だから、頼む!』と懇願され、俺には、人の弱みを握ってどーこー命令したりする趣味はないので、もちろん了解した。


入学クラス会が終わり家にそれぞれ帰る時間帯となり、俺は、駅へ向かった。駅を降り、家へ帰る道を天羽さんと、一緒に帰った。夢のようなひと時だった。まさか、俺が、女子と、しかも、めっちゃカワイイ女子と一緒に帰るなんて!天羽さんは、ショートカットで、ゆるふわ系といった感じのひとだ。何気ない世間話をしていたが、1つ不思議な点があった。この人、いつまで一緒についてくるんだろう? (いや、いたくないとかではないぞ?) えっ、俺の家来るの?とか淡い妄想をしていたら、本当に家まで来てしまった。


『あっ、とぉー、、、あんばさん?家帰んないの?』勇気の質問を投げかけると彼女はおどけた顔で、「私もこのマンションなんだよ?」と、言い放った。これが、今日1番の驚きであり、最高の高校生活のドアをノックされた気がした。

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