旅立ち
じゃぶじゃぶじゃぶ・・・・バサッ
「うん!綺麗になった」
拠点近くの川でせっせと洗濯をおこなう。今日は天気もよく、良い洗濯日和だ。
「だいぶ出来てきたな」
感慨深そうに眺めるのは洗い終わった洗濯物の数々。今までは着ている服を洗ったら、全裸で焚き火の前で乾くのを待っていたが、今ではなめした皮を腰布や上着として着れるようになっていた。動物やモンスターの皮を巧みに着こなす姿はさながら、ちょっとおしゃれな原始人といったところだった。
「さて、今日もいってくるか」
今も剣の習熟と拠点周辺の探索を継続していた。
剣の習熟では、最近新しくホワイトダガーが手に入ったばかりなので力の把握に努めている。
ホワイトダガーは小ぶりで攻撃力も今の剣の中では最弱だ。しかし、アビリティの軽業師と敏捷強化Cの効果により木々を跳ね回るといったアクロバティックなことも可能になった。そのお陰でジャンプラビットなどのすばしっこいモンスターや動物もずっと楽に狩ることが出来ている。
周辺の探索にも活躍してくれていた。
周りの木々が大きく、登る気にならなかったが、ホワイトダガーを使って木を駆け上る。
「うおぉぉぉぉぉおーーー!!!」
枝と枝を跳び、幹を蹴ってどんどん上へ。
「どっせい!はぁはぁ・・・とう、ちゃく・・・」
天辺まで登った木から周囲を見渡す。
「おぉ~!!、やっぱ広いなぁ!」
高いところから周囲を見渡せたことで、あらためてこの森の広大さを知る。
森が途切れているのは視界のずっと先だ。
「この森を抜けるのに何日かかんだろうな」
それからも毎日狩ったモンスターや動物の皮は出来るだけなめし、肉や魚は干して保存食を作っていく。
回復草もある程度ストックしておく。
そして、一日の終わりに木を駆け上り、森のその先を眺める。
数日後、替えの服装分のなめした皮や結構な量の保存食や回復草が集まった。
その日の終わりも、木の上で森の先を眺める。
「・・・いよいよだな」
翌日、何時も通りに夜明けと共に起き、川で顔を洗いシャキッとする。
しかし、何時もと違っていたのは竹カゴ一杯につめたなめし皮・保存食・回復草だった。
それを背に背負い、ゴブ太の墓の前へ。
「ゴブ太、そろそろ俺森を出ようと思う。前よりは強くなれたと思うけど、これから世界中を巡ってもっともっと強くなるから。」
「本当はお前と行きたかったけど・・・いつかまた戻ってくるから。それまで拠点はお前に任せたぞ」
泣きそうになったが、ぐっとこらえてニッと笑う。
「またな、ゴブ太。行ってきます!」
そして俺は拠点を後にする。
・・・グギャオ!!・・・
ゴブ太の元気な声が聞こえた気がした。
※現在の武器一覧
[銅の剣:選択▽]
永続:鑑定
自然治癒強化 C
攻撃力:10
アビリティ:鑑定(MAX)
自然治癒強化 C(MAX)
[ツヴァイヘンダー:選択▽]
攻撃力:35
永続:鑑定
自然治癒強化 C
アビリティ:筋力強化 B(40.0/100)
耐久力強化 C(38.5/100)
勇猛:逆境時、全身体能力強化。(30.0/100)
[チョッパー:選択▽]
攻撃力:18
永続:鑑定
自然治癒強化 C
アビリティ:解体
嗅覚(37.5/100)
[ホワイトダガー:選択▽]
攻撃力:8
永続:鑑定
自然治癒強化 C
アビリティ:軽業師:体重が1/2に減少
敏捷強化 C(20.0/100)




