クラプトン、ジミ・ヘンに会う
エッセイ感覚で、どうぞ!
クラプトンの著書によると、1996年、クラプトンは、はじめてジミィに会った、という。
この年の、ブリティッシュ・ブルース・ロック・シーンは、どのようなものであったろうか。
すべてがビートルズ中心という訳でもなかったのであろうが、少し前に『FOR SALE』というアルバムを出し、前年は『HELP!』に明け暮れたはずである。
また翌年には、あの『サージェント・ペッバーズ』であるから、ちょうど端境期ではなかったかと思う。
ビートルズは、何もジョン・レノンが中心という訳でもなかったのであろうが、彼の容貌が極端に変化していっのが、この時期である。それまでポップスターっぽかったのが、哲学者の風貌と言われるようになった。実情はLSDなどの過剰摂取の結果であったという。
そんな端境期に、クラプトンはジミィに会うのである。
それだけでも僕は興奮できる。神の配剤、とか‥‥
僕は学生時代、ブリティッシュ・ロック一辺倒と言っていいほど好みが限定されていた。
例外は、ウィンター・ファミリーくらいだったか。
ストーンズは言うまでもないこと、ボウイー、イエス、ゼッペリン、フロイド、プロコル、パープル、ウッド・マック‥‥‥キリがない。広い意味では、ロリー・ギャラガーをいれてもいい。
であるから、案外に長い間、米国ブルースを受け付けなかった。
若い音楽ファンに僕は言うのだが、ストーンズ、ゼッペリンが好きであれば、本場のブルースを好きになるのは時間の問題だ、と。
ブリティッシュに傾倒したあまり、クラプトンとジミィに興味はあったものの、系統だてて聴くことはしなかった。
この2、3年、気がついたことがある。
クラプトンはジミィの曲を演ってるし、ジミィもクラプトンの曲を演っている。
また、クラプトンとジョニー・ウィンターが同じ曲を演ってることも発見した。
ああ、あまりにも興奮し過ぎて書いたため、オチを忘れてしまった。
このあたりの論説文を書けば、一冊の本になりそうな気がする。
ブルースも奥が深く、完全に溺れています‥‥