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学年のマドンナの彼氏になったら大学生活も共に過ごすことになった  作者: 136君
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海を浴びて③

 宿泊研修の夜、やることは一つだけだ。


「まじでやんの?」

「やるで。」


荷物になること承知で持ってきたPC。そして、ファイル。このファイルには全教科のプリントが入っているが、使うのはほんの数枚だけ。選別するのがめんどくさかったからそのまんま持ってきた。


 こういったフィールド演習としての宿泊研修がある学科だが、1年目に学ぶことは他学部と大きくは変わらない。つまり、他学部と同じようなレポートの課題も出ている。


「来週末までやねん。心理のレポートが。」


俺の取っている心理学も例に漏れず、レポートの課題が出ている。性格検査のレポートだ。授業内で行った2つの検査の結果についてレポートを書くもので、字数は2000文字以上。ちょっと長く感じるが、一度同じような分量のレポートは書いているので、何とかなりそうだ。


 昼間に近くの道の駅で買った寒干大根をポリポリと食べながら、PCを立ち上げる。やっぱこれ美味いな。


「明日乗船だから早く寝なよ。」


よっさんはそう言って、もう1つの方の部屋に行く。向こうではゲームをしているみたいで、実際こっちの部屋は人が少ない。


 Wordを開いて、レポートを書き始める。だいたいのアウトラインは先生から例として出されているから、構成はそのままパクろう。内容も資料からいくつか引っ張ってきて…検査関連は長めに作るか。


 持ってきた柿ピーの袋を開けて、いくつか口の中に放りこんだら口の中がピリピリする。そうそうこれこれとひとりで頷きながら、キーボードをカタカタ。軽く眠くなってきたらコーヒーでリセットして、また書き始める。


 そんな時間を過ごしていると、何人かこっちの部屋に戻ってきて寝始めた。となると、イヤホンもせずに動画を流すのはさすがに躊躇われる。


 イヤホンをして、深夜帯になってきたからロックで目を覚ます。脳内に直接響いてくる重低音が脳を覚醒させていき、閉じてしまいそうなまぶたを無理やりこじ開ける。


 そんな感じで午前2時半。最後のエンターキーを押して、レポートの完成だ。


「ん、ん、んぁぁぁぁ!づがれだぁ〜!」

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