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何かおかしいような

「そういえばールイー?」

刀の使い方を習い森の中にいる魔物を倒しながら進んでいるとイナンナが話しかけてきた。

「何?」

「なんでー下着ーつけてないんですかー?」

えっ?

「ちゃ、ちゃんと履いているけど?」

えぇ。当たり前の様に女性用の。しかも私用に作られたかのように可愛いのを。

「違いますよー。上ですー。上」

「上?」

「ブ、ラ」

「そ、そんなの付けないわよ!」

そう言うと何故か電流が流れる。なんで!?

「な、なんで今ので電流が流れるのよ!」

「ノーブラのー露出好きなールイはー見たくないからでーす」

ホントにこれイナンナ基準なのね……。

「それにー透けてー見えてますよー?」

「えっ?嘘っ!?」

思わず確認してしまい、赤面までしてしまう。えっ?なんで?胸が見えているくらい男の時なら普通なのに。

「ふふふー。ルイもーどんどん女の子にーなってきてますねー」

「イナンナ!」

おかしい……。おかしいよ。

「もー、何ですかー?」

「い、今すぐ付け方教えて!」

なんでさっきまで平気だったのに急にこんなに恥ずかしいの!?

「そう。そうやって辛かった時代忘れましょ」

「な、何か言った?」

「なにもー。じゃー教えますねー」

何か言った様な気がしたけど。

「ま、待って」

「もー、何ですかー?」

「ひ、人や魔物来たら困る……」

「丸見えーですねー」

「そ、それは絶対イヤ!」

あぁ、もう!自分が分からないよ!急に恥ずかしくなったり周りが気になったり。

「じゃー魔法でー隠れましょー」

「そんな事出来るの!?」

「はーい。ルイは光なのでー。反射させればー大丈夫ですよー」

「わ、分かった」

刀の使い方と一緒に魔法の使い方も教わってて良かった。

「リフレクション!」

刀を上に向けそう叫ぶ。

「こ、これで見えない?」

「はい。大丈夫でーす」

そうやって隠れてイナンナから下着の付け方を教わった。

教わったのは良いけど何かおかしいような。そんな気持ちが捨てられなかった。




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