だいたい5分で分かる、『チート戦線、異常あり。』
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1章 衣川早苗と化け物退治
嘉神一樹はこのたび高校2年生となる。
この世界はギフトと呼ばれる異能力が存在するんだけど
本人はそんなもの持ってないと思ってたんだよね。
だって能力者は大体髪の色が変色するんだけど、黒だからね。
けれど893娘の衣川早苗とのいざこざで
『キスした相手の能力が使える』というギフト持ちだということが発覚するんだ。
なんでも早苗さん、夜な夜な化け物に襲われるそうで
夜に来るから眠れないし、危険だからといって誰も近づけさせないからとっても疲れてた。
鬼化による再生があるけど、疲労は蓄積される一方だ。
そこで嘉神君、お節介発動。
同級生のギフトや夢に見た少女のギフトを駆使して
早苗さんを襲っていた化物とその主犯を退治したのでした。
なんか黒幕いそうな気配が出たと思えば主犯たち殺されちゃうし
蒸発したと思っていたパパが現れるしで、それどころじゃない。
とりあえず、無力感は残ったけど何とか生き残った。
バンザイ
2章 宝瀬真百合とコロシアイ
なんかコロシアイデスゲームに参加させられたんだけど
我らが嘉神君はデスゲームに乗るような精神じゃないんだ。
持ち前のセンスを元にゲームを進めていくよ。
世界の2割を持っている宝瀬家の長女、宝瀬真百合とエンカウント
事前に怒らせてしまったこともあってついでに殺されるかなって思ってたら
何か様子がおかしい。覇気がないぞ。
まあ、足手まといであっても救える人は救っていくよ、
死体相手でもキスすれば能力使えるようになるので
戦力増強のためたくさんの人たちとキスして
運営を制圧することができたよ。
ただ、デスゲームを実施する運営だもん
ちゃぶ台返し発動 爆破。
生き残ったのは嘉神君真百合さん+1
そこで明かされる衝撃の真実。
なんと真百合さん『世界遡行』のギフト持ち。
世界を全部やり直せるし超コスパでデメリット無し。
ただ戻っている間は能力が使えないのと
発動条件の一つに死ぬことがあったから
デスゲーム中に無限ループが発生したんだ。その数なんと3000
やり直したい嘉神君はお口で説得して
デスゲームを繰り返す。
今度こそ全員救い出して
命がけで運営も暗黒金持ちもぶっ飛ばした。
入院したけど無事ハッピーエンド
因みに父親の株はここが最大値。
3章 月夜幸と宗教戦争
チート戦線において絶対に知らないといけない設定がある
能力そのものに強さの概念があるということだ
身体強化や電撃といった最弱のクラス『論外』
それから『時間』『運命』『世界』『法則』『物語』と強くなる
どれだけ『時間』を繰り返そうが定まった『運命』は変えれれない。
上位のクラスの能力に負けるという不文律のことだ
もう一つ奴を語ろう。
奴とは神薙信一
単刀直入に言おう こいつが全ての元凶だ
2mを超える男性で7人の女性を囲う自称200歳の青年
もちろんめちゃくちゃ強い
奴の前ではメタ発言禁止というルールは撤回され
主人公補正、ギャク描写、ご都合主義…とにかく何でもありだ。
因みに3章のヒロイン月夜幸の人類絶対服従幸福計画と
宗教を隠れ蓑にしたクズ集団の下衆なたくらみは
突如現れたこいつによって荼毘に服したよ
ついでに嘉神君は実はサイコパス
4章 八重崎咲と文化祭
日常回。
3年だった宝瀬先輩は嘉神君と一緒にいるため2年に降年する事象はあったが、
彼らは平和に学校生活を謳歌していた。
来る文化祭の日、嘉神君は自分のことを神様と名乗る精神異常者とであう。
どう見てもJCにしか見えない娘から
誰でもいいからクラスメイトを一人殺してと命令される。
勿論そんなことに従う通りはなく、話は無視していたのだ。
その選択は裏目になり、後日、クラスメイトの一人の存在がいなくなった。
神様を殺そうとするもギフトは一切効かず返り討ち、女神は蹂躙しながら告げる。
過去の級友か今の級友を3人殺せと。
5章 嘉神一樹の同窓会ならび主人公が知ろうとしなかった物語
嘉神一樹は過去の友人を殺すことを選択する。
ただ、いくつものギフトを手にしたとはいえ
暗殺は決して簡単ではなかった。
旧友にはギフトの他に、シンボルと言われる
コピーといった干渉をすることが出来ない能力を
女神によって与えられたからだ。
並行世界からの攻撃、死といった因果の否定
無法な異能を相手し、時に苦戦はしたがは蹂躙した。
そして最後の相手は親友
彼を殺さなければ衣川早苗が死ぬ。
先延ばし足掻き藻掻く。
決断という弱体要素を親友に指摘され
決めきれない代わりに親友が衣川早苗を殺そうとして弾けた。
白狂により父親から封じられた力が元に戻る
髪の毛が白く変わり、世界から色が失われる
触れるだけで女神ですら悶え苦しむ形態は
神薙によって嘲笑われた。
覚醒はここでは、負けフラグだ。
6章 黒白の悪魔
逮捕されました
無実の罪(若干議論の余地はある)によって投獄された嘉神君
最初は糞ムカつく奴のバディ組まされたことにはキレたけど
持ち前の善良さをいかし模範囚として生きることを決意
なんと男性で初めて女児とバディを組むことになる。
名前はまよちゃん。とっても小さな女の子。
彼女はどうしても太陽が見たいらしい。
脱獄なんかする気はなかったけど、牢屋が足りないから
殺される覚悟があるのなら脱獄していいって。
え? ホントに? ホントにいいの?
いいそうなので、無事脱獄完了☆
最後に一仕事 ぐっばい
7章 サマーバケーション/プロジェクト ノア
夏休み。学生だから謳歌しなきゃ。
友人と模擬戦、父親とのフィジカル修行
893との抗争、金持ち一族との家族交流
ひと夏の思い出にしては濃密な時間
そんな中、宝瀬先輩あてに一通の脅迫状が届く
しかも脅迫主は200年前の英雄だった。
関係ねぇ。許せねえよなぁ。
そして明かされるギフトの真実。
神薙信一の『全ての能力を無限に持っている』能力
その一部を人類に分け与えたバランス調整の代物だったのだ。
そんなぶっ飛んだ説明中に沈黙の666が発動されてしまい
ギフトを毒に変換されてしまう。
たくさんギフトを持ってる嘉神君は即死して
全人類が死に直面し悶え苦しむ。
だがしかし、死んだ程度で嘉神君は負けないのだ。
いけいけ一族皆殺しだ。尊厳破壊の時間だ
7.5 外道五輪
沈黙の666により世界は大きく傷ついた。
世界一の企業だった支倉は宝瀬に吸収合併され
名実ともに宝瀬が地球の半分を所持するようになる。
宗教は新たに出来るし、ペット飼うことになるしで嘉神君もあら大変。
そして能力者の強さや影響力のランキングが更新
嘉神君は2位(やばい奴は除く)真百合さんは5位 友人たちもトップテン入り
あれ。早苗さん何でそこにいるの?
8章 人という名の
北海道を日本からぶんどった帝国に修学旅行だ。
厄災如きで高校生の思い出を中止にできると思うな。
最強の理不尽を引率に、敵国へいざ出発
友人は次世代のルーキーたちと
嘉神君は四天王の一人と模擬戦を実施。
あれ? そんな戦い方あり?
異議ありを唱えようとしたところなんと空からモンスターの襲来が。
そして明かされるこの世界の真実。
なんとモンスターの正体は異世界の神様。
ギフトの代償は異世界の命。使えば使うほど他種族の命が消費されていく。
犯人は神薙信一。理由は趣味。
己の誇りを取り戻すため、人外の命を守るため
空亡惡匣という切札を利用し、いざ反逆
神が人に勝てるわけないんだよぁア。
蟻のように踏み潰されました
9章 永劫に沈まぬ太陽
神では神薙に勝てない。
対抗できるのは神薙の血筋をもった神交じりの人
最高神達は嘉神君に最後の悪あがきを仕掛ける。
衣川早苗と宝瀬真百合 どちらを助けたいか。
半年前と似た選択。
しかし今は最強と最善が仲間にいる。
月夜さんの提案で神薙さんと嘉神君は天頂に
それ以外は地獄へ救いに向かう。
ただの茶番と思えたこの2択は彼女の自殺で幕を引く。
太陽が永遠に登るため、月は沈むことを選んだ。
万全計画通り、ただ一つの悪手を残して。
そして明かされる神の悪あがき
全ての能力を無限に持っているなら
都合のいい状態で無限を終わらせばいい。
終焉のシンボルを用いられ、神薙は自信の能力を都合の悪い状態で終わらせてしまう。
やがて全ての能力が神薙にとって不都合になる。
決着はつかない、だが神薙と戦い続けることができるということは
神側の勝利である。
どちらが負けたのかはいうまでもない。
でも嘉神君は気にしない。
月夜さんはずっと一緒だから。
10章 最強の終極
神々の争いなんて関係ない。
嘉神君は人間で政治スポーツに大忙し。
友人姉妹と世界大会へ参加する。
古代オリンピックがそうであったように
模擬戦やスポーツで国威を示せ。
帝国以外は連戦連勝、手加減や舐めプをしても勝ち続ける。
そして大会最終日。
日本と帝国、その国威は
嘉神君と帝王の決戦によって決まる。
勝てば吸収、負ければ属国
国民の未来のため、嘉神君が持てる全力を出し切った。
明かされる帝王出生の秘密。
神薙さんが無限に戦っていることをいいことに
最高神は最後の横槍を入れる。
最後に笑うのは。果たして。
ん? 話なんか違わない?
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