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ミスティック ナイツ  作者: ミナミ ミツル
第一章 大いなる森のエルフ
8/40

激情の向こう側へ


 リノーフのオオカミの脚は速い。

 五十メートルを走ってまた五十メートル戻るなんて一瞬さ。三秒……いや加速がついていれば余裕で二秒を切る。

 だが相手だって動く。

 的を外すことはないだろうが、その二秒が命取りになりうる。


 まずヴェルエルとヨーエルの隊がアンリノーフリィの側面を突こうとした。

 私たちハバエル隊とギルエル隊は頭の方に回ってアンリノーフリィを牽制したけど、怪物は私達なんか無視してヴェルエルたちの方に頭を向けて、鎌のような腕を大きく振った。

 それで一回目の突撃は失敗。

 その一瞬をついて父さんが動いた。

 掲げられた『ハバエル隊突撃』のハンドサイン。

 私たちは父さんに従ってアンリノーフリィに近づいて一瞬の交差のときに矢を射ったけど、距離が遠すぎて装甲を貫けなかった。

 何度も練習して距離感を掴んだつもりだったけど、プレッシャーと相手が大きすぎて遠近感が狂うんだ。

「クソッ!」

 と私は毒づいた。

 私の射った矢は特に惜しくて、人より弓が強い分だけ私の矢はアンリノーフリィの装甲に刺さっていた。

 でもそれだけじゃ足りない。矢が装甲を突き抜けて、毒が肉まで達しているようには見えなかった。

 悔しがる私たちの隊と入れ替わりに、ギルエル隊が突撃していった。


 振り返りながらギルエル隊を見ていたけど、彼らも距離を詰め切れずダメか……と思った瞬間、魔弾ギルエルがやりやがった。

 あいつの射った矢は、真っ直ぐ私の矢の矢筈に当たり、まるでハンマーで杭を打ち込むみたいに私の矢を押し込んだんだ。

 いくら装甲が分厚くても、毒が肉まで達してると確信できるくらいに。


 それでやっと一矢射ち込んでやった。

 アンリノーフリィを殺すにはあと何百発必要か分からなかったけど、無敵じゃない事だけ分かれば士気を上げるには十分だった。

 叫びながら私たちはオオカミを走らせた。

 痛みを覚えたのか、アンリノーフリィは私たちの方を向いて物凄い勢いで向かってきた。

 凄い迫力だったよ

 後ろを振り向くと、木を粉砕し土を巻きあげながらあの怪物が迫って来てた。まるで大地そのものが土津波になって私たちを呑みこもうとしてるみたいだった。

 実際ギルエル隊の何人かが遅れてしまって、アンリノーフリィの起こす土津波に呑みこまれていくのが見えた。

 私は助けようとして弓を構えたけど、射てなかった。

 距離が遠すぎて装甲を貫けないのは明らか。貴重な矢を無駄にするだけ。

 私にできたのは「チィッ!」って舌を打つことだけだった。


 そのとき妙なものが視界に入った。

 手綱を付けたオオカミが十頭くらい私たちの後ろを走ってたんだ。でも誰も乗っていない。

 誰かが落狼したか?って思ったけどそうじゃなかった。

 それはヨーエル隊のオオカミで、乗り手のエルフたちは……どうやったものか、アンリノーフリィの側面にへばり付いていた。

 アンリノーフリィの意識が私たちに向いてる間に、ヨーエル隊は一か八かの勝負に出ていたらしい。

 私は驚いた。

 まだ四隊揃っての戦いが始まって十分も経っていない! 

 アンリノーフリィとの戦いは長期戦になるって全員が予想していた。博打を打つには早すぎる!

 あの冷静な氷のヨーエルが一体何をやってるんだ!?

 って思ったけど、それは全くの見当違いだった。

 父さんはヨーエルの考えを理解していた。多分、ヴェルエルやギルエルも。

 父さんが『針路反転』を示すサインを出しながら叫んだ言葉で、私も自分が誤った考えをしていることに気が付いた。

「あの勇者たちを援護しろォ! もう一匹呼ばれたら終わりだぞォォォォ!」


 もう一匹、ラジャスを呼ばれたら終わり。

 確かにその通りだった。

 アンリノーフリィがどんな方法で他のラジャスを統率しているかは知らないが、もしもユウボエのように仲間を呼ぶのだとしたら長期戦なんかやってる場合じゃない。

 一刻も早く息の根を止めなければこっちが負けかねないという状況だった。

 ヨーエルが博打を打ったのもそういう事情からだった。


 そのヨーエルたちは激しく動き回るアンリノーフリィの背を登り、鉄の矢を足元に向けて思いっきり射ち込んでいた。

 いくらでも射てただろうが、氷の男と呼ばれたヨーエルは無駄なことはしない。

 いつだって勝つために最善の手段を取る男さ。

 ヨーエルたちは一射射ち込むと、矢筒の端に取りつけた猛毒(ホシオトシ)を入れた薬箱を引きちぎって、それを逆さまにしてホシオトシを全部傷口に流し込んだんだ。

 油脂のようにドロリと粘り気のあるホシオトシは、射ち込まれた矢を伝ってアンリノーフリィの体に注入されていく。


 いくらアンリノーフリィがデカくても、薬箱を丸々十個分のホシオトシは命に関わる量だった。矢でちょくちょく射ち込む量の比じゃない。

 多分怪物もそのとき初めて命の危険って奴を覚えたんだろう。

 アンリノーフリィは私たちなんか無視して、アワを食ったように今度は顔をヨーエルたちの方に向けた。


 絶体絶命のときになっても、ヨーエルは最後までヨーエルだった。

 巨大で醜悪な顔が空に浮かんでも、ヨーエルは無言で弓に矢を番えることで答えた。

 もう毒はないけど、ヨーエルが最後に放った矢は、アンリノーフリィの八つある目の一つ貫いた。

 アンリノーフリィが咆哮すると、ヨーエルは最後の瞬間、勝鬨を上げた。


 氷のヨーエル! あんな強情で頑固なエルフは見たことがない!

 命を懸ける時でも眉一つ動かさず、最後に自分の勝ちだと宣言して死んでった。やりたい放題だよ。

 氷と呼ばれた男だけど、熱い勇者の死に様だった。


 アンリノーフリィは大鎌のような腕で、自分の体ごとヨーエルたちを叩き殺した。

 でもそれだけじゃない。

 ヨーエルたちの決死の行動はアンリノーフリィにも相当ヤバかったらしい。

 化け物はヨーエルたちがいた辺り……だいたい尾の先から三十メートルくらいのところを鋭い腕と口を使って噛み切った。

 自分で自分の尾を切り飛ばしたんだ。そうしなきゃ毒が回って死ぬと思ったんだろう。


 ヨーエル隊は決定打を与え大きく勝利を近づけた。切断面にはあの堅固な装甲がない。いくらでも射ち込み放題だ。

「ギル!」

 吼えるように叫んで父さんはギルエルたちに迂回して尾の方に回るよう指示した。

 ギルエル隊は隊長のギルエル以下特に弓が得意な戦士で構成されている。

 ブンブンと振り回される尾の断面を狙うのにはうってつけだ。


 私も追い立てる方に回りたかったけど、こんなときにワガママ言わないだけの分別はあった。

 それに正面も悪くない

 ラジャスは尾より顔側の方が危険だ。だから後ろから攻めるのが基本。

 正面から突っ込むなんて普通じゃない。普通じゃないから誉れになる。

 父さんは『突撃』のサインを出し、ハバエル隊は再びアンリノーフリィに突っ込んでいった。

 今度はうまくいった。

 というのもアンリノーフリィは私たちを無視して、長い体を大きく曲げて顔を尾の方に向け続けていたからだ。

 おかげでギリギリまで近づいて、離れるまでに三発もぶち込んでやった。


 私たちは押した。攻め続けた。

 明らかに形勢はこっちが有利だった。

 アンリノーフリィは弱点となった尾の方を気にして、前後からの攻撃に全く対応できなくなっていた。

 ヴェルエルとギルエル隊が外殻のない尾の切断面に攻撃を集中した。

 もはや過剰に近づかなくてもよいとなれば、守り手のエルフなら三百メートル先からだって当てられる。

 そしてアンリノーフリィが注意をヴェルエル隊ギルエル隊に向ければ、私たちハバエル隊が近づいて一撃を加える。


 私たちの五度目の突撃のあと振り返ると、アンリノーフリィの動きは目に見えて鈍っていた。

 毒が回り始めている証拠だ。

 それまでアンリノーフリィは激しくもがいていたけど、動けば動くほど毒は早く回る。

 ……勝てる。

 勝利の予感に鼓動が早まった。

 だがその心を見透かしたかのように、父さんが叫んだ。

「油断するなァ! そろそろだぞ!」


 このままいけば勝てる――そういう有利な状況のときに考えなきゃいけないことは、自分たちが負ける道筋だ。

 こっちが有利なら負け筋を全部潰していけば確実に勝てる。

 父さんにはちゃんとそれが見えていた。


 毒に冒され、体の一部が千切れ、体力も尽きかけて、エルフの精鋭に囲まれていても、アンリノーフリィにはまだ逆転の一手がある。

 それはこの場から逃げることだ。

 相手が尻尾巻いて逃げたなら勝ちだろ、なんてのはプライドもクソもないラジャスには通用しない。

 これだけの犠牲を払って取り逃がしたなんてことになったなら、私たちの負けも同然だった。

 アンリノーフリィは回復し、さらに力を増して私たちを襲うだろう。

 逃がすわけにはいかない。

 父さんの言った「そろそろだ」とはそろそろ逃げるぞの意味だった。


 その言葉通り、ついにアンリノーフリィは四本の腕を地面に突き立てて穴を掘り始めた。

 私たちは六度目の突撃をしてアンリノーフリィに近づき矢を放つ。

 ハバエル隊の二十本の矢が機械のように正確な間隔で突き刺さった。

『退避』

 父さんがハンドサインで部下にそう指示した瞬間、アンリノーフリィが土砂を掻きだすためにやたらめったら振り回していた腕の一本が、たまたま近くに突き刺さった。

 そのせいで父さんの乗るオオカミは大きく体勢を崩して、父さんはその場に投げ出された。

「父さん!」

 私は振り返りながら叫んだけど、よろよろと立ち上がった父さんが掲げた腕のサインは変わらなかった。

『退避』


 そう指示しながらも父さん自身は逃げなかった。

 むしろ逆にアンリノーフリィに歩いて近づいた。

 何百何千万回と繰り返してきたその動作はまるで流れるようだった。矢を矢筒から取り出し、矢じりを一瞬薬箱に浸して弓に番える。

 強き弓と呼ばれた弓が軋み、矢は雷鳴のような音を立ててアンリノーフリィの外殻に突き刺さった。

 何本も、何本も、矢が尽きるまで。

「おおおおおおお! よくも! よくも貴様なぁ! 俺の息子(ダブエル)をやってくれたなぁ! 貴様の骨を砕いて魂まで焼き尽くしてやる!」

 四年間ため込んでいた全てをぶちまけた、魂の咆哮だった。

 その叫びはアンリノーフリィにさえ届いたらしい。


 アンリノーフリィは父さんに気付くと穴を掘る手を止めて、顔を向けた。

「来い! このクソ野郎!」

 もう射る矢もなかったが、父さんはまだ吠えていた。

 蛇が獲物を捕るように、一瞬アンリノーフリィは首を伸ばすと一口で私の父さんを呑みこんだ。


 まあ当然の結果だ。

 ラジャスの別名は軍団を呑みこむもの(レギオン・ドリンカー)

 アンリノーフリィはそのラジャスの中でも最高に馬鹿デカい奴。

 どんなに強いエルフだって一口で終わりだよ。

 ただ……父さんは死ななかった。

 なぜかというと私が助けたから。


 命令違反の独断だったからショコラを巻き込みたくなかった。

 だから私はショコラから下りて全速力で走った。

 それで父さんが呑みこまれる寸前、私も一緒にアンリノーフリィの口ン中に突っ込んでった。

 連なった岩みたいな牙がずらっと並んでいたけど、大きくなり過ぎたアンリノーフリィの口の中にはエルフが身を潜めるくらいの隙間があった。

 歯と歯の間を通り抜けながら、一瞬父さんが見えた。

「あっ!?」

 と思った瞬間、私は時間が止まったように感じた。

 矢を射つ瞬間と同じ集中力と、いつ死んでもおかしくないという緊張が私の中で眠っていた感覚を呼び起こした。

 私は永遠の一瞬エターナル・モーメントって呼んでる。

 全てが凍り付いたように動かない世界で私だけが動けた。

 父さんが、さらに奥の方に呑みこまれていくのが見えて、私も急いでそれを追っていった。

 あと少しってところでアンリノーフリィの口が動いて、咀嚼が始まった。

 私の上に巨大な牙が降って来る。

 でもその瞬間の私は、脳内物質の分泌かなんかで頭がおかしくなってた。

 あのときは「上等だコラァ! 受け止めてやらあ!」って感じでこう、実際受けとめた。

 そして閉じられそうになってた口を持ち上げて、こじ開けた。

 アンリノーフリィの咬合力(一千万トンくらい?)を考えると自分でも有り得ないように思うけど、火事場の馬鹿力ってやつなのかな。

 何事も自分次第(アップトゥミー)だね。


 そうやって口の奥まで入り込んで、アンリノーフリィの食道のところで、私は父さんに追い付いた。

 食道の筋肉は収縮を繰り返して蠕動し、私たちを奥へ奥へと追い込もうとしていたけど、私は片手で父さんを抱え上げ、もう片手で矢をピックケルみたいに打ち込んで二人の体を支えた。

 体に手を回すと父さんはびっくりして叫んだ。

「馬鹿! なんで来たァ!」

「孝行娘だからさァ!」

 気絶でもしてくれてりゃ良かったけど、思いっきり叱られた。

 でもその怒鳴り声で父さんが無事だと分かった。

「私の矢筒にまだ矢が残ってる。今なら射ち放題だよ、父さん」

「また俺の言う事を破ったな! いいか! このことは屹度あとで話し合うからな! 覚えていろよ!」

「説教より今は射ってよ! はやく!」


 私が命令違反したことについて父さんは相当ご立腹だったらしく、まだ矢筒に残っていた七本の矢を射る間中、父さんはブチ切れまくってた。

 それを聞きながら二人の体を片手で支えていた私も結構つらかったけど、無防備な体の内部を毒矢で貫かれるアンリノーフリィはもっとキツかったらしい。

 父さんが鉄の毒矢を射ていると、一矢射つごとにアンリノーフリィが苦しんで体を震わせた。

 そして突然、奥の方からゲ――……いや、胃液と未消化物が混合したものが、津波のように流れてきた。

 それの匂いとか感触は省略するとして、私たちは一気に流されて食道、そして口を逆流し体外へ放り出された。

 乱暴に地面に転がされ、泥と胃液でビチョビチョになった私たち親子が見上げると……。

 そこにあったのはもはや永遠に動かなくなったアンリノーフリィの屍だった。

 

 戦いに参加した八十名の精鋭のうち、ヨーエル隊二十名は全滅、ヴェルエル隊八名戦死、ギルエル隊四名戦死、ハバエル隊三名戦死。

 実に三十五名のエルフと二十五頭のオオカミが命を散らした。

 だがそれでも、これは紛れもなく勝利だった。

 それもエルフの歴史に語り継がれるだろう、偉大な勝利だ。


 私が父さんに命令違反で叱られたことを除けば 生き残った守り手たちは互いを称え合って勝利を祝った。

 そしてお祭り騒ぎの宴会が全てが終わったあと、私はエルフ世界リノーフを離れて人間世界に行くことを両親に伝えたんだ。


 お母さんは私を引き留めようとしたけど、父さんは止めなかった。

 最初から私がそう言うことを程度予想はしていたんだろう。

 結局父さんも戦士だったから。


 一歩間違えば死ぬという死地に身を置いて、力の限り知恵の限り自分の限界に挑戦する――。

 そういう生死の境目みたいな場所じゃ、普通じゃ味わえないような濃厚な時間が流れてる。一度そういう世界に身を置くと、そこから普通の生活に戻ってこれなくなる奴らがいるんだ。

 そうなるともう、死ぬまで綱渡りしながら海賊と戦うピーターパンみたいな生き方をするしかない。

 私はそうなってしまった。

 父さんやヴェルエルも間違いなくそのタイプだった。

 それでも上手く社会生活と折り合いをつけて、ラジャスを狩り続けるって方向で欲求を発散してるけど。


 私は正式な守り手ってワケじゃなかったし(本当の守り手は部族会で任命される)、何の責任もなかったから、父さんたちとは別の方法でピーターパンごっこをすることにした。

 未知の世界に飛び込むって方法でね。

「リノーフの外に出たいんだ」

 と私が言うと、父さんは頷いた。

「人間世界にも俺の知人がいる。そいつを紹介してやろう」

「いいよ、そんなの。なんか恥ずかしいし」

「怖いのか?」

「そうじゃなくって……」

「面白い仕事をやってるぞ。お前が生まれる前に一度誘われたんだ。生憎と俺はこっちの仕事で手一杯だったから行かなかったがな」

「一応聞いとくけど、どんな仕事?」

「俺たちと一緒だ。本物の戦士にしか務まらない仕事――世界の守り手だ」

「へえ……面白そうだね」


 そうして私は人間世界にやって来たのさ。

この物語はタラリスという名のエルフを主人公にした物語……の前日譚のようなものです。

本編が全然まとまらないので、もうこっちだけ先に発表しよう、というわけでこの年の暮れに投稿しました。

あああああ一年かけてこれだけかよー!来年こそはちゃんと本編を書きたい!!

22/3/22追記

おっしゃ新章書けた!

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