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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

鬼斬

作者:城井和仁
さて事の発端は、酔った勢いで華族の娘と関係を持ちそうになったことであるが、まさかそれだけで己が死刑囚となるなどとはつゆも思わなかった。

立って半畳とまでは言わないが、狭苦しい四畳ばかりの牢の中で今はその時を待つばかり。
せめてできることは恨みつらみの獄中記を記すことばかりである。

・・・で、そんな俺に何をさせるって?
あ?鬼退治に行け?
はっ。笑かすな。

俺は桃から生まれたわけじゃないが?

あー、わかった。なるほど、俺の意思は関係ないと?

もういいさ、好きにしてくれくそったれ。
大江の山でもどこでも行ってやるよ。

・・・地獄とは、洒落た冗句だ。
地獄に鬼退治なんて御伽話にしても酷すぎる。
そうだな、お供には二個大隊くらい欲しいところだ。

は?未来が見える?

俺の仲間は喋る刀と狂犬一匹、後は猿知恵と雉団子?

おいこら、神主さんよ。お前面倒になって適当言ってるだけだろ。
つか雉団子ってなんだよ。

っと、急停車しやがって・・・あ?ここで降りろって?
全く身近な地獄もあったもんだ。
取り敢えず次会うことがあったら覚えてろよ糞野郎。

あーあ、なんでこんな事に。
鬼斬01
2019/05/01 00:00
鬼斬02
2019/05/01 13:23
鬼斬03
2019/05/06 21:58
鬼斬04
2019/05/26 23:58
鬼斬05
2019/07/15 23:57
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