始まりの始まり
すみません。少し気に入らない部分がありましたので少々書き変えます。
世界の始まり
この世界は神様が1人きりであとは何もないまっさらな空間でした
ある時神様は気まぐれに6人の子供を生み出しました
自分の力に形を与えたのです
そして最初に光の子と闇の子が生まれ太陽が輝く昼と月や星が輝く夜が
次に地の子が生まれ緑溢れる大地が
次に風の子が生まれ気儘に吹く大気が
次に水の子が生まれ穏やかな海が
最後に火の子が生まれ暖かい炎が
何もなかった世界にできました
神様は子供達の力でできた世界を見て
広いだけで寂しいと初めて感じました
自分達以外の生き物が居なかったからです
それからたくさんの命を6人の子と生み出しました
樹木に鳥に魚にグリフォンにペガサスにドラゴンに本当に沢山の命を世界へ生み出した頃
ふと思ったのです
自分達に似た者を生み出しみようと
それが人でした
神様の思いつきだったので子供達の力は借りず人は神様の力のみで生み出されました
牙も無い、翔る翼も無い、鱗も無い
生み出された人間は非力で神様は力を与えようと考えました
しかし最も力を強く受け継いだ6人の子を生み出し、たくさんの命を産み続けたので神様には与えられる力がもうありません
そこで6人の子は神様の代わりに生み出した命に力を分け与えました
「我等と彼の者達は同じなのですから」と
その力を「魔力」と呼んでいます
魔力には適性というものがありました
そんな問題があるとは思いもしていなかった神様達は悩みましたが生み出された命達は「かまわない」と言いました
そして神様の側を離れ自分達に合った場所へ旅立って行ったのです
神様は生み出された命達が協力し建てた立派な神殿に消耗した力を癒やすために籠もりました
6人の子は神様に自分の代わりに世界を見守るように言われていたのでそれぞれ旅立ち世界を見て回りました
世界はとても広く6人では見きれないと考え
自分達の血から新たに命を生み出すことにしました
それが精霊です
なので6人は精霊を統べる王「精霊王」と呼ばれています