犬の翻訳機が「別に」としか言いません
「僕のこと、好き?」
『別に』
一万二千八百円を払って、十一年ぶんの関係が二文字になった。
コロは前足をなめている。
首輪につけた白い翻訳機だけが、ぴかぴか光っていた。
「ごはん、おいしかった?」
『別に』
「昨日の散歩は? 楽しかった?」
『別に』
十一歳の雑種犬は、なめる足を替えた。
口のまわりが白くなったコロに合わせて、声は低めを選んだ。それがよくなかったのかもしれない。
普通の返事まで、面倒くさそうに聞こえる。
画面を開いて、声を『明るい』に変える。
「僕のこと、好き?」
『別に!』
傷つき方が変わっただけだった。
犬の気持ちが言葉になる。
そういう翻訳機が発売されたのは、先月のことだ。
首輪のセンサーで筋肉や神経の信号を拾い、声にする。名前と年齢を入れたら、あとは普段どおりに暮らせばいい。
使うほど、その犬らしい言葉が増えるらしい。
広告の犬は、ソファで飼い主に寄り添っていた。
『いつもありがとう』
『大好きだよ』
あれを見て、お年玉の残りを数えた。
ゲーム機のために取っておいたお金だった。
コロだって、家に来て十一年だ。
一つくらい、僕に言いたいことがあるはずだった。
「声、戻してあげたら?」
台所から母さんが言った。
「なんか、明るい声で断られるの、私まで嫌だわ」
「断ってない。別にって言ってるだけ」
「そうね」
声を戻すと、コロは長く鼻から息を出した。
画面には『質問をどうぞ』と出ている。
僕は床にしゃがんで、両手でコロの頬をなでた。指のあいだから、柔らかい耳の毛がはみ出す。
「家族の中で、誰が一番好き?」
コロは頬を僕の手から抜いた。
それから立ち上がり、台所へ行った。
「言わなくていい!」
母さんは冷蔵庫からうどんを出している。
コロは、その真下で座った。背筋まできれいに伸びていた。
ずるい。
ごはんを持っている人には、どうやったって勝てない。
僕は空になった箱を片づけた。
ふたには、犬を抱いて笑う子供の写真があった。
その子の犬は、きっと別にとは言わない。
◇◇◇
月曜日の朝も、僕は学校へ行かなかった。
制服には着替えた。
靴下も履いた。鞄を持って玄関まで来た。
靴のかかとを踏んだところで、お腹が痛くなった。
母さんは僕の隣にしゃがんだ。
「今日は、休むって連絡するね」
「明日は行く」
「明日のことは、明日決めよう」
先週も、同じことを言われた。
学校に行かなくなって、二週間になる。
中学に入ってから、まだ半年しかたっていない。
もう二週間も休んでいる。
母さんは、僕が制服から着替えるまで待っていた。
出かける前、冷蔵庫の小皿を指した。
「お昼は温めてね。食べられそうなら」
「うん」
「電話、出られなくてもいいから。何かあったら送って」
玄関の鍵が回った。
コロがドアの下の隙間を嗅いでから、僕を見上げた。
「母さん、仕事だって」
コロは廊下を歩き、僕の部屋へ入っていく。
僕より先に、僕の座布団に寝そべった。
「そこ、僕のなんだけど」
起きない。
いつもは僕が学校に行ったあと、こうして使っているのかもしれない。
机の端末に、担任からの連絡が届いていた。
母さんにも同じものが届く、学校の連絡アプリだ。
『放課後、人の少ない時間に一度お話しできませんか』
前にもらったメッセージも、開いたまま返せていない。
僕は画面を伏せた。
コロの首輪だけが白く光っている。
犬は、一日中家にいても怒られない。
お昼まで寝ていても、明日はどうするのと聞かれない。
横に座ると、コロが頭を少し浮かせた。
座布団を返してくれるのかと思ったら、僕の膝に顎を置いた。
「重い」
鼻の湿ったところが、ジャージについた。
「僕が家にいると、うれしい?」
丸い光がくるくる回る。
返事を待つあいだ、コロの耳をなでていた。
『別に』
指が止まった。
せめてコロくらいは、うれしいと言ってくれると思った。
コロの顎を持ち上げて、座布団に戻す。
僕はベッドへ移った。
床で爪の鳴る音がした。
コロが歩いてきて、ベッドの横に伏せる。
僕は壁のほうを向いた。
◇◇◇
火曜日、僕は翻訳機の返品方法を調べていた。
壊れているのかもしれない。
そう思って検索すると、『別にしか言いません』という質問が見つかった。
同じ犬が、ほかにもいた。
回答を開く。
『「特に伝えることはない」という反応も、短い会話表現に変換されます』
そこまでは、何となくわかった。
続きに、設定画面の場所が書いてあった。
『初期設定では、人からの質問への応答だけを再生します』
僕は文章を二度読んだ。
犬のほうから話しかけたときは、音が出ない。
家の中で通知が続かないよう、最初はそうなっているらしい。
設定を開くと、『犬からの呼びかけも再生』という項目があった。
スイッチは灰色だった。
広告の犬は、あんなに自分からしゃべっていたのに。
僕はスイッチを押した。
コロは机の下にいる。
いつもと同じように、僕の足を鼻で押した。
『どいて』
初めて聞く言葉だった。
うれしくなりかけて、やめた。
「……それ?」
コロが、もう一度ふくらはぎを押す。
『そこ』
椅子ごと横へずれると、コロは机の奥に顔を入れた。
出てきた口には、青いボールがくわえられていた。
ずいぶん前に僕が買ったものだ。
噛むと音が鳴ったけれど、今は空気が抜ける音しかしない。
コロは座布団へ戻った。
前足でボールを押さえ、端をちょっと噛む。
すふ。
変な音がした。
また噛む。
すふ。
コロの耳が、片方だけ動いた。
僕は返品の画面を閉じた。
それから十分のあいだに、コロは水の器が空だと言った。
廊下の洗濯籠を嗅いで、『これ、ぬれてる』とも言った。
母さんの靴下だった。
別に、感動するような言葉ではない。
ただ、コロは思ったより忙しかった。
僕が机に戻ると、今度は膝に鼻を差し込んできた。
『手』
「手?」
頭に手を置く。
コロは少し動いて、僕の指の下に耳の付け根を持ってきた。
『そこ』
僕が画面を触ろうとすると、また鼻で腕を押す。
『手』
「片手しか使えないじゃん」
その日は、検索にいつもの倍くらい時間がかかった。
◇◇◇
午後、散歩に出ようとしたときだった。
コロは玄関に置いた僕の鞄を嗅いでいた。
そのまま、靴を履く僕の膝へ鼻を寄せる。
『今日は、学校のにおいがしない』
靴紐を引く手が止まった。
「……わかるの?」
コロは鞄をもう一度嗅いだ。
『こっちは、する』
鞄はずっと持っていっていない。
制服からジャージに着替えた僕には、何の匂いがするんだろう。
「学校、覚えてる?」
僕が小学生だった頃、母さんとコロが迎えに来たことがある。
校門の外から僕を見つけると、コロは立ち上がった。
その頃は、まだ二本足で跳ねられた。
『たくさん、足』
「そう。たくさんいるところ」
コロは僕の手にある赤いリードを見た。
いつも散歩に使っている、持ち手が少し黒くなったものだ。
『つける』
金具を首輪の輪にかけた。
僕の指がもたつくあいだ、コロは待っていた。
「学校、行ってないんだ」
コロは返事をしなかった。
閉まったドアを向いている。
「今日だけじゃないよ。ずっと行ってない」
ドアの向こうで、自転車のブレーキが鳴った。
僕は金具をもう一度確かめた。
「でも、散歩は行ける。……変だよね」
コロは振り返った。
『あけて』
「今、ちょっと話してるんだけど」
見つめ合っても、コロの意見は変わらなかった。
鍵を開ける。
隙間から入った風で、コロの鼻がぴくぴく動いた。
家の前の坂を下りると、道が二つに分かれる。
右は団地を一周する、短い道だ。
左は川まで行く。途中にベンチがある。
このところ、ずっと右へ曲がっていた。
散歩の途中で制服の子を見かけると、早く帰りたくなる。
コロが匂いを嗅ぐのを待つ余裕もなかった。
今日も右へ行こうとして、僕は足を止めた。
コロが左の道を見ている。
「今日は、少しゆっくりできるよ」
川沿いなら、この時間は同じ学校の子も少ない。
「急いで帰らなくていい」
首輪が光った。
『じゃあ、長いほうの道』
コロは左へ向いた。
僕も、そちらへ足を出した。
電柱を一本過ぎるまでに、三回止まった。
「ゆっくりでいいとは言ったけどさ」
コロは返事をせず、枯れ葉の下を嗅いでいた。
◇◇◇
川のベンチには、誰もいなかった。
僕が腰を下ろすと、コロは足元に座った。
鞄から水と器を出す。コロは勢いよく飲んで、僕の靴に水を飛ばした。
「わざとじゃないよね」
『別に』
またそれだ。
でも今は、僕の聞き方もおかしかった。
コロはひと息ついて、地面に腹をつけた。
僕の靴の横に、白くなった口があった。
「コロ、僕が学校に行ってても、行ってなくても、同じ?」
返事はなかった。
川の向こうから、草を刈る音が聞こえる。
「僕のこと、好きって聞いてるんだけど」
コロが頭を上げた。
自転車が一台、通り過ぎていく。
首輪は光らなかった。
昨日だったら、腹が立ったと思う。
今日は、コロが自転車を目で追い終えるまで待った。
言いたいことがなければ、しゃべらない。
僕が聞いたことでも、全部に答えるわけじゃない。
説明書には、そういうことも書いてあった。
「僕も、聞かれると困るんだ」
コロの耳に、小さな草の種がついている。
つまんで取った。
「いつからとか。何があったとか。明日は行けそうか、とか」
母さんに聞かれるのが嫌だった。
答えようとすると、行けない理由をちゃんと出さなきゃと思う。
ちゃんとしていなかったら、靴を履かなきゃいけない気がした。
「お腹が痛いのは、ほんとなんだよ」
コロは顎を地面に下ろした。
耳の先が、僕の靴にかかった。
「でも、お腹だけじゃなくて」
川の土手を、知らない小さな犬が歩いていた。
コロの耳が立つ。
その犬が曲がって見えなくなると、また伏せた。
「国語の発表でさ。言葉、出なくなって」
言い直そうとして、同じところで三回つかえた。
そのときは僕も笑った。
笑っておいたほうが、早く終わると思った。
「そこだけ、動画にされてたんだ」
机の下で撮った、斜めの動画だった。
僕の顔は半分しか映っていない。
声だけが、はっきり聞こえた。
クラスのグループに送られてきた。
次の日、誰かが僕の言い方をまねした。
何人も笑った。廊下でも、同じ声がした。
「消してって、送ったんだよ」
動画を載せた相手に、個別に送った。
謝る犬のスタンプが返ってきた。
動画は消えなかった。
「もう一回言うの、無理だった」
大したことじゃないと言われたら、今度は何を送ればいい。
僕も最初は笑ってしまった。
あれが嫌だったと、あとから言っていいのかもわからない。
コロが鼻を動かした。
僕の指先を嗅いでいる。
口のまわりをなでた。
いつもより毛が硬いところがあった。さっきの水で、少し濡れていた。
「それで休んだら、今度は、なんで来ないんだって」
通知が光るたび、端末を伏せた。
誰かが優しいことを書いてくれているかもしれない。
また僕の声が流れるかもしれない。
「母さんにも、まだ言ってない」
コロは体の向きを変えた。
僕の靴の上に、前足が一つ乗る。
僕はリードを握り直した。
帰ろうと思えば、いつでも立てた。
「……もうちょっと、ここにいていい?」
コロは目を細めた。
首輪は、何も言わなかった。
川の音を聞いていた。
向こうのベンチで、缶が開く音がした。
コロが顔を上げたので、僕もそちらを見た。
「それは違う。ごはんじゃない」
コロはまた顎を下ろした。
僕は、残りを話した。
休んだ日のプリントが増えていくこと。
家にいるのに、夕方まで何もできないこと。
明日は行くと言ったあと、夜になるのが怖いこと。
途中から順番はめちゃくちゃだった。
同じことも二回言った。
コロは、訂正しなかった。
コロの背中に手を置いていたら、温かくなった。
何もしていない僕の足元で、コロの腹がゆっくり動いている。
僕が黙ると、しばらくして首輪が光った。
『水』
「さっき飲んだじゃん」
コロは器を見ていた。
僕は残りの水を注いだ。
飲み終わるのを待ってから立った。
今度はコロが立つのを待った。
座っていた地面に、犬のお腹の形が残っていた。
帰り道、コロは同じ電柱をもう一度嗅いだ。
「さっきも読んだでしょ、それ」
返事はない。
僕はポケットから端末を出した。
母さんへのメッセージを開く。
何があったか、最初から書こうとして消した。
動画という字を打って、それも消した。
『帰ってきたら、話したいことがある』
送ったあと、心臓が速くなった。
すぐに返事が来た。
『わかった。聞くね』
コロは、まだ電柱を嗅いでいる。
僕は端末をしまった。
◇◇◇
母さんが帰ってきても、僕はすぐには話せなかった。
玄関で声をかけようとして、コロに先を越された。
コロは母さんの買い物袋に鼻を伸ばしている。
『それ、何』
「ねぎ。コロのじゃないよ」
母さんは袋を台所に置いた。
上着を脱いで、僕の向かいに座る。
「お茶、いる?」
「あとで」
母さんの指に、袋の持ち手の赤い跡があった。
僕はそこを見ていた。
「ごめん」
「うん?」
「お腹が痛いって、言ってたけど」
言葉が詰まった。
母さんが何か言いかけて、口を閉じた。
「それも、ほんとなんだけど」
コロがソファに前足をかけた。
僕はお尻を横へずらした。
コロは空いた場所によじのぼった。
丸まるまでに二回、僕の腿を踏んだ。
座り直すと、今度は母さんの膝に鼻が届いた。
母さんが、コロの耳をなでる。
僕も、背中に手を置いた。
「学校で、動画を撮られて」
母さんの手が止まった。
僕は川で話した順番を思い出そうとした。
うまくいかなくて、途中から話した。
グループを開けないこと。消してと頼んだこと。
母さんは端末を出しかけた。
僕が身を固くすると、テーブルに置いた。
「今、見せられそう?」
「……今は、無理」
「わかった」
コロが僕の手を鼻で押す。
なでるのをやめていた。
手を動かしながら、残りも言った。
「僕も、最初は笑ったんだ」
「うん」
「だから、嫌だって言っても、変かなって」
母さんは首を横に振った。
「あとから嫌だって言っていいよ」
それを聞いたら、急に鼻が詰まった。
母さんの顔が見えなくなって、コロの背中を見た。
コロは口を少し開けて寝ている。
背中の毛に、川でついた草が一本残っていた。
「明日、先生と話してみる。動画のことを伝えてもいい?」
僕はうなずいた。
「でも、教室で、みんなの前で見せたりしないでほしい」
「うん。そのことも、ちゃんと伝える」
「それから、明日は行くって、まだ言えない」
母さんの手が、コロの耳から離れた。
テーブルの端末を少し遠くへ押した。
「明日行くって、今、約束しなくていい」
僕は、息を吐いた。
吸ったとき、鼻が変な音を出した。
コロが目を開けた。
『何』
「何でもない」
そう言ってから、首を振った。
「何でもなくは、ないけど」
母さんがティッシュの箱を取った。
僕が鼻をかんでいるあいだ、コロは僕の顔を嗅ぎに来た。
「近い。ちょっと近い」
濡れた鼻が頬に当たった。
母さんはコロの体を少し引き寄せた。
コロはそのまま、母さんの腹に頭を押しつけた。
僕はティッシュを丸めた。
もう片方の手で、コロの背中をなでた。
◇◇◇
次の日、母さんと先生が電話で話した。
僕は少し離れた床に座っていた。
コロは、青いボールを噛んでいる。
すふ、すふと、空気の抜ける音がする。
母さんが僕を見た。
「一つ、先生に伝えたいことがあるって言ってたでしょう。どうする?」
僕は膝を抱えた。
コロがボールを落とした。
拾ってやると、また口にくわえた。
「……代わって」
端末は温かかった。
先生に名前を呼ばれ、はいと言った。
次が出てこない。
画面の通話時間だけが増えていく。
僕はコロの耳を見た。
「動画を回すのを、止めてほしいです」
言えたあとも、心臓は速かった。
「わかった。誰が持っているか確認して、止めるように話します」
先生は、まだほかにも聞きたいことがありそうだった。
僕は母さんを見て、それから端末に向き直った。
「今日は、ここまでにしたいです」
「はい。またお母さんを通して、相談させてください」
電話を返すと、手のひらが汗で濡れていた。
コロが青いボールを、僕の膝に置いた。
『あっち』
廊下を見ている。
僕はボールを転がした。
コロは立ち上がって取りに行った。
小さかった頃みたいには走らない。
廊下の途中で追いついて、くわえて戻ってくる。
膝に置く。
『あっち』
二回目は、さっきより遠くへ転がした。
その日は、学校へ行かなかった。
次の日も、制服には着替えられなかった。
グループの動画は消されたと、先生から連絡が来た。
それでも僕は、まだ自分ではあのグループを開けなかった。
学校からの連絡は、母さんと一緒に読んだ。
返事をするのは僕でなくてもいいと、母さんが言った。
僕が言いたいことは、先に聞いてくれた。
コロとの散歩は、また長い道を歩くようになった。
同じ学校の子が見えた日は、一本手前で曲がった。
コロはそちらの道でも、嗅ぐものを見つけた。
帰りが遅くなる理由には、困らなかった。
翻訳機の録音履歴には、言葉が少しずつ増えていた。
『そこ』
『水』
『手』
『あっち』
母さんの買い物袋への質問が、一番多かった。
日曜日の朝、僕はコロの器を洗った。
水を入れ替え、散歩用の鞄にも水を詰める。
コロは玄関で待っていた。
「今日は、川まで行こう」
赤いリードを持ってしゃがむ。
コロの鼻が、僕の膝を一度だけ押した。
僕はコロの顔を見た。
何度も聞いた質問が、口まで出かかった。
首輪の下に指を入れ、金具を留める。
コロの耳の付け根を、少し長くなでた。
「よし。行こうか」
立ち上がってドアを開けた。
コロは動かなかった。
外には好きな匂いがたくさんあるはずなのに、僕を見ている。
赤いリードが、二人のあいだでたるんでいた。
白い翻訳機が光った。
『今日は聞かないのか』
(了)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
コロとの散歩を楽しんでいただけたなら、うれしいです。
心に残った場面や言葉があれば、感想で教えていただけると励みになります。




