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青空の下の木

作者: メメメ

真っ青な 雲一つない空

風が吹いて 葉っぱたちが カサカサと揺れる

たまに 鳥さんや 虫さんが 遊びに来てくれるけれど

だいたい いつも静かで 穏やかな この土地で 僕は一人で立っている


たまに雨が降ったりすると 根っこから水を 飲んだりもするけれど 

基本的には いつも暇を持て余している僕

だけど 不思議と退屈はしないんだ


鳥さんが 僕に止まって 歌を歌ってくれたり

虫さんたちが 僕の傍で 友情や愛情を 育んだり

たまに 小さい子たちが こっちへ駆け寄って来て 鬼ごっこをしたり 

かくれんぼをしたりして 遊んでいるのを 眺めたり


生命の数だけ ドラマがあって 僕は 毎日コロコロ変わる

ドラマや映画を たくさん見ることが出来て 

だから決して 僕は退屈にならない

むしろ 今日はどんなドラマや映画が 見られるのかなって

毎日 ワクワクしているんだ

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