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転生したら伯爵令嬢~恋愛偏差値マイナスだけど優秀な部下(婿)を捕まえたい~  作者: 塩豆大福


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18/99

17話


翌日、今日もドナドナが聞こえるわ・・・。


トルソーに着せられたアフタヌーンドレスは昨年までと違い華やかだけど落ち着いたものが並んでいた。ベースは今まで通りタフタかしら?刺繍等の装飾がされ上品な感じ。それと柄物?この世界では初めて見るわ。


「今回のアフタヌーンドレスのデザインが全て分かるように並べさせて頂きました。色や生地など違いはありますがデザインはここに出揃っていますわ」

「昨年までと雰囲気が違うわね」

「成人されますから少々大人っぽいデザインにしてあります。タフタの品質が向上し、新しく生地自体に柄がある物が出ましたのでより目新しいかと」

「生地に柄があるならマダム達のデザインの幅も広がるわね」

「ええ。刺激を受けましたわ。今年はアフタヌーンドレスも仮縫いがございますのであちらへ」

「微調整じゃないの?」

「ボディラインが以前より出ますから仮縫いが必要なんです」


サラに押されて衝立の向こうに入った。アフタヌーンドレスよね?待って、何着あるのかしら?せめて終わりを教えてくれないかしら・・・。


アフタヌーンドレスは1日では終わらなかったわ・・・。でも花柄やストライプは新鮮だったわね。




*****




アフタヌーンドレス2日目はティータイムには終わったわ。全部で何着かしら?とにかく多かったわ・・・ドレスルームの中を全部入れ替える気かと思うくらい着たわよ。


早く終わってカフェのブレンドティーを飲み一息ついていると、どんどん箱が運ばれてくるのだけど・・・。


聞いたらワンピースだそう。全部掛けられると圧巻よ・・・。


ブルーが1番多いわね。後はラベンダー、グリーン、白やクリーム地に刺繍のされているもの。そして私が避けたはずのピンク、イエローが今回もあるのは何故かしら・・・。


ワンピースも全部入れ替えても今より多そう。


「こちらは微調整だけで大丈夫ですよ」


微調整だけど、また着るのよね・・・。


「サラ、ワンピースはしばらく仕立てなくても良さそうね」

「お嬢様、少しずつ仕立てて増やしますからね」

「えぇ・・・ドレスもワンピースもドレスルーム全部入れ替えても絶対入らないくらいあるわよ?」

「それはそうです。お嬢様のお気に入りやデザインに問題の無い物を残して入れ替えるんですよ。お部屋も増やしますので大丈夫ですわ」


本当に入れ替える為だったのね・・・。


「今あるものもまだ着られるわよ?」

「デビュタントされますから、デザインが子供っぽい物は着られなくなりますわ」


デザインはお母様とサラが決めたのよ?え?私がもっと抵抗すべきだったの?


ワンピースは微調整だけとはいえ多いわ。何とか晩餐には間に合ったけど・・・もう疲れたわ・・・。


湯浴みの後、サラがマッサージをしてくれてとても気持ちが良かった。お陰でぐっすり眠れたわ。




*****




今日はタウンハウスに来て初めて普通の朝な気がするわ。食後のコーヒーが美味しいわ。大人っぽくブラックで飲めないのが残念ね。


「今日は乗馬服かしら?」

「普段着のワンピースと乗馬服のお仕立てですね」

「わかったわ」


ホールに入るとマダムは満面の笑みね。たくさん買ったのに追加注文だものね・・・。


「リリアンヌ様、ご機嫌麗しく。お疲れかと思いますが後少しですからね」

「マダムはいつも元気ね」

「仕立ては意外と体力が要りますのよ?まずは定番の乗馬服をトルソーに着せてありますわ」

「ドレスなのに上下でわかれているのね」

「その方が動きやすいのです。狩猟などに出られなければ正装はあまり出番がありませんが、仕立てておけば安心という所でしょうか?普通のドレスで乗られるご夫人やドレスで跨って乗られる方もいらっしゃいますのよ」

「そうなのね。気が楽になったわ。横乗りの練習はしたけど領地では男性のように燕尾服でキュロットで乗っていたの」

「わかりましたわ。デザイン致しますからソファにお掛け下さい」


マダムはいつもサラサラとデザインを書くわね。


「お色は如何しますか?」

「こちらのブルーとあちらのワインレッドも好きだわ」

「ふふ、やはり好みがハッキリされてますね」

「好き嫌いはハッキリしている方だもの」


描き上がったデザインを見せられる。


「こちらのブルーのドレスは前から見ると上は燕尾服ですが後ろは通常より短くなっております。スカートは装飾は致しません。ハットは共布で作り、燕尾服とハットの装飾部分は白で如何でしょう」

「とても爽やかね。好きなデザインだわ」

「こちらのワインレッドもデザインは基本同じです。装飾部分を黒やベルベットにすれば秋冬に良いかと」

「同じデザインなのに全然違って面白いわね」

「お嬢様、気に入られましたか?」

「ええ。季節で使い分けられるなら2着あってもいいと思うの」

「では、こちらの2着のお仕立てをお願い致します」


乗馬服を決めるのはやっぱり楽しいわ。シルクハットも慣れてきたわね。


「畏まりました。お嬢様が宜しければ乗馬好きなご夫人をご紹介致しましょうか?王都での乗馬のあれこれは実際乗られる方からお聞きした方が安心でしょうから」

「マダム。ありがとう!ぜひお願いするわ!」


乗馬友達が出来るなんて素敵だわ!



明日も10時~20時で更新します

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