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2<この世界は2人だけ>

 目の前にいるエアネストの水色の瞳は、昔と変わらない色をしていた。


 変わらない。変わってしまったのは私……アリスだけだ。


 アリスはアリスでも、正確にはアリスの前の名前、アリッサ・アンダーヒルの話だ。




 ちょうど10年前、アンダーヒル伯爵家には、6才になる一人娘のアリッサがいた。

 活発でちょっと泣き虫なアリッサは一つ年下の婚約者エアネスト・ツーファールとよく遊んでいた。両親同士の仲が良く、お互いの子ができたら婚約させようと話になるほど。

 領地も隣同士で、住む城も近く週に一、二回は互いに行ったり来たりしていた。


 だからか、エアネストはアリッサの後をよく着いて行き、姉の様に慕っていた。アリッサも、弟の様に可愛がりながらお姉さん気取りであっちこっちに振りまわしていた。






 アリッサが眠り姫の呪いを受けて、永遠に眠ってしまうまでは。






 アリッサの住む城の後方の森には、大きな花畑がある。森は平坦で日光がよく入り、森と言うより整備された木の多い公園のようだった。ただ、花畑よりもっと奥は、森が深くなるので子供だけでは入れない。

 そんな森に、アリッサとエアネストは遊びに来ていた。二人は花畑で花冠を作り、花畑の外では両親達が布を敷いた上でお茶を飲み談笑していた。午後の暖かな日差しに包まれ、素敵なピクニック日和だった。



「みてみて! できたよ! アリーお姉ちゃん」

「何よ、その花の塊は!! ぜんぜん冠になってないじゃないの! 下手くそなんだから、かしてみなさい」



 エアネストの手から花の塊を奪うと、素早く補修して冠の形に直していく。出来上がった花冠を頭にのせて上げれば、エアネストは喜んでアリッサに抱きついてきた。



「ありがとう! アリーお姉ちゃん、だいすき!」

「ふふん! どうって事ないわよ」

「うーんと、おれいにハイ! これあげる」



 エアネストは近くに咲いていた水色の花をアリッサの髪に挿す。アリッサは嬉しくなったが、お姉さんぶりたかった為、お返しにエアネストにも花を挿してあげた。するとエアネストもお返しにと、二人で互い花を挿しまくり髪が花だらけに。何方ともなく、吹き出し笑ってしまった。



 とても楽しかった。こんな日が、ずっと続くと思っていた。





 アリッサは、ふと、空が気になった。なぜだか分からないけれど、上を向かなければならない気がした。


 上。雲一つない綺麗な青空。


 エアネストが横から何か呼びかけてきても、空から目が離せられなかった。


 青空に輝く太陽を見つめようが、眩しさで目が眩むことはない。


 もっと、もっとと、アリッサの中の何かが太陽の光を求め、内側から力が湧き出る。


 バチっと目の前が弾け、気を失い花々の中へ倒れてしまった。



 アリッサのまぶたが閉じる前、倒れる前にエアネストは見ていた。アリッサの茶色い瞳が、赤く染まっていく瞬間を。









 その後は、嵐の様だったらしい。




 エアネストが泣き叫びながらアリッサを呼び、その声に気付いた両親達とメイドや護衛の者達が駆け寄った。規則正しい呼吸をしているのに、激しく揺すっても起きない。表情も穏やかで、ただ眠っているかの様だったそうだ。


 大人達には、アリッサが眠り姫の呪いにかかった事が一目瞭然だったらしい。だが、誰も口には出さず、泣き続けるエアネストには嘘をつき、城にすぐさま戻った。アリッサは遊び疲れて眠っているだけだから大丈夫だと。一度眠ると、なかなか起きないと嘘をついて。きちんとした診断が出るまでは信じたくない大人達の自身への嘘でもあった。


 

 アリッサは自室のベットへ運ばれ、涙の止まらないエアネストは客室へ。メイドが様子を見ていたが、泣きつかれて眠ってしまった。その間にも、大人達は医者を呼び、教会へ連絡を取る為城中がバタバタしていたそうだ。


 医者の診断では健康そのもの。やはり呪いではないかと、なった。呪いにかかった者は教会の呪術専門の者を呼ぶ決まりになっていた。だが運悪く、領地内の教会の呪術専門の者は王都に呼び出されてしまった為、到着は早くても明日の夜になるだろうと言われた。大人達は、ただ待つしかなかった。



 いつの間にか日は暮れ、空がいつもより青暗くなっていた時だ。眠ってしまったエアネストは起き、部屋に自分以外居ないと分かると部屋をこっそりと抜け出した。アリッサに会うために。

 大人達は何か隠していると思ったエアネストは、見つからない様に隠し通路を通ってアリッサの部屋前まで来ていた。 

 物陰に隠れて様子をみると、丁度アリッサの母親とエアネストの母親、メイドが部屋から出て来た。アリッサの母親は泣き崩れ、メイドとエアネストの母親から両脇を支えられながら、エアネストには気付かずに去って行く。

 異常事態が起こってるのは子供の目にも明らかだった。

 嫌な鼓動を抑えて、踵を返す。隣の部屋からまた隠しドアを通り、アリッサの部屋に入った。

 これまでの道は、アリッサと城中を探検して通っていたので知っていた。


 静かすぎるアリッサの部屋には、本人以外誰も居ない。

 窓の外は暗く、遠くでゴロゴロと雷の音がする。


 アリッサの近くに駆け寄り、耳元で小声で呼んでも、肩を揺さぶっても反応はない。すやすやと静かに眠っている。嫌なことばかりが頭の中を過ぎり、涙が出そうになった時だった。



 アリッサのまぶたが少しピクっと動いたのだ。エアネストはほっとして、先ほどより少し大きい声で呼びかける。このまま呼び掛ければ目を覚ましてくれると思い。希望を見出した。


 何度目かの呼びかけに、アリッサはゆっくりとまぶたを開けた。エアネストは嬉しくなった


 雷がピカッと、光る。


 だが、すぐに違うことに気がつく。

 

 

 アリッサの瞳が、また赤くなっていた。倒れる前にみた瞳と同じだった。



「アリー……、お姉ちゃん……?」



 目を開けているにも関わらず、問いかけに答えてはくれない。

 赤い瞳がどんどん紅く染まる。そしてパキッと音が部屋に響いた。



「え?」


 

 エアネストは絶句した。


 音の後すぐに、アリッサの瞳から無数のイバラが湧き出て、上へ上へと伸びていく。



 雷の光に映し出された光景。


 あまりの光景に後退ったエアネストは、はっとしてアリッサに駆け寄ろうと手を伸ばした。だが、その手は届かなかった。エアネストの左のこめかみ辺りを何かが素早く通り過ぎた。それは、アリッサの目から出た一本のイバラだった。


 イバラはそのままアリッサを囲うかのように丸くなり、まるで無数のイバラで出来た鳥籠の様だった。どんどんと出てくるイバラで、アリッサの姿が見えなくなる。



 エアネストは叫んだ。アリッサの名前を呼びながら。



 直さま大人達が来て異変に驚き、エアネストを連れ出し、得体の知れないイバラの対処に動いた。




 結果から言えば、エアネストの父親が大魔法使いで、その魔法で一時的な結界をかけ、様子を見ていたらアリッサの目へイバラが引っ込んで行ったらしい。

 因みに、このイバラは切っても切っても生え続ける。けれど近寄らなければ、攻撃はしてこない。


 不幸中の幸いで、まだ教会の者は到着しておらず、少数の目撃だった。そして、夜が明ける前にアリッサは目を覚ました。 





 眠り姫の呪いを受けた者は絶対に目を覚まさず、何十年経とうと呪いを受けた時の姿のまま突然儚くなる。

 呪いを受けるのは、決まって十代半ばの少女だった。ただ、不思議なことに、1人が呪いを受けると誰も呪いを受けず、呪いを受けた者が儚くなると誰か1人が呪いを受ける。

数十年から早くて半年の間、眠り続ける。呪いの移動距離もまちまちで、少女達の共通点も見つからない。


 こうやってこの呪いは、100年間この国中を転々とした。


 そして誰もこの呪いから目覚めはしない。





 アリッサの父親とエアネストの父親は話し合った。

 エアネストの父親の機転でイバラを目撃した従者やメイド達は魔法で記憶操作されイバラは見ておらず、アリッサは寝たままになっている。そして部屋は教会の者が来るまで立ち入り禁止になった。


その数時間後にアリッサが目覚めた。まるで何も無かったかの様に。記憶も花畑で途切れたまま。まだ夜だからと魔法でアリッサを眠らせた。


 アリッサの中に戻って行ったイバラから、別の呪いの可能性。もしくは呪いが進化した可能性。様々なことが考えられたが、早急に手を打たなければならない事があった。それは、アリッサ自身の事。

 

 呪いから目覚め呪いを宿すアリッサを、教会が見逃すはずもない事。

 また、5人前の犠牲者がこの国の公爵の娘だった。それ以来公爵は眠り姫の呪いを追いかけ、次の少女とその次の少女の娘を殺したと黒い噂がある。どちらも平民の少女であり、痛ましい姿で発見された。その次とそのまた次の少女は貴族だったが、公爵が頻繁に呪いに掛かった少女に会わすようにと足を運んでいたのは社交界で誰もが知っている。無論どちらの貴族も教会を盾にして面会謝絶だったが。公爵は、呪いを怨み、根源から断ち切る気だろう事。


 アリッサをどうしたら救えるか。


 話の最中に、母親達が部屋に入ってきた。アリッサの母親は涙ながらに、アリッサを生かして欲しいと嘆いた。

 

 アリッサの父親は領地に古くからある今では廃れた習慣を思い出し、それを実行する事を決めた。

 

 廃れた習慣。7才に成るまでに大きな病にかかったら名前を変える習慣だ。この領地では古くから名前にも魔力があり、幼い子だと跳ね返す力も弱いと言われていた。病にかかると名前まで病んでしまい、完治した後もまた病にかかりやすいと信じられてきた。


 魔法医学が進んだ現代では、鼻で笑われるだろう習慣だ。




 アリッサの名前を変え、別人になって生きてもらう。


 その為には国王への文を書き、魔法で出来た鳥に持たせて日の出と共に放つ。

 普通の貴族だったら出来ない事だが、国王と幼馴染にして悪ガキ5人組を組んでいた仲だ。国家機密やら、未だバレていないイタズラをネタにしてでも急な文を許して頂き、願いを聞いて貰わねばならない。


  国王からの返答は早かった。ただし、色々な条件付きによりアリッサを生かす事が記されていた。

 ただ単に幼馴染だけではなく、教会や公爵を敵に回してでも、アンダーヒル家とツーファール家の血の存続を優先した国王としての判断だった。


 


 それから、アリッサを起こして事の顛末を伝え、これからの事も話した。アリッサは泣くこともなく、少し驚いただけで素直に聞き入れた。何故なら、両親達の方が今にも号泣してしまいそうな顔をしていたからだ。なら、アリッサが少しでも気丈に振る舞いお姉さんぶらなくてはと、思ったからだ。



 次にした事は、アリッサを一度王都郊外にある教会内の孤児院に入れる事だった。高い丘の上にある小さな教会だった。


 幻覚魔法で、髪はガビガビでやせ細った姿になった。この魔法は、触ってもその感触や細さも見た通りに感じるらしい。


 更に、ボロキレの様なワンピースを着て、アリッサ一人で教会近くで倒れたフリをし、孤児院の子供に見つけてもらって教会に連れて行かれ、記憶喪失なフリをして、そのまま孤児院に入る作戦だ。

 ウソだろうと思うほど事が運び、アリッサは気がつけば孤児院のベットで寝ていた。

 


 今思えば、国王側の人間が教会内に元から居たのかもしれない。

 この教会だけは国のお金で建てられたらしく、教会より国からの支援が多いそうだ。

 教会と国は共存はしても、依存しない関係にある。この教会は異例だ。


 アリッサの行く宛が、この教会だったのも理由が合ったのだろう。



 皆が寝静まった夜中に、エアネストの父親が現れてアリッサは領地の城へ、自室のベットへ戻される。

エアネストの父親は転移魔法が使える。秘密だよと、茶目っ気に言っていた。


 何故また戻って来たかと言えば、教会の呪術専門家に見て貰う為だ。


一度、教会に知らせてしまった手前、何もなかった事にはならない。


元の姿で自室にて、寝たフリをする。これが意外にもバレなかった。



 孤児院に入る前に国王側の呪いを研究している人がエアネストの父親に連れてこられ、アリッサは診察を受けた。

 国王側の研究者も、教会の専門家も同じ診察の仕方であり、診断結果も同じだった。



 眠り姫の呪いに掛かっている。









その後、エアネストの父親と二人で城の中にある礼拝堂に転移し、そこで人形を作った。

 

 明かりはなく、礼拝堂の高い位置から差し込む月の光が内部を照らす。人形を作るには、月の光と本人の髪の毛、血、涙が必要らしい。

 少々で良いらしく、礼拝堂に置かれた白い台の上には、次々と用意が出来た。

 エアネストの父親はアリッサと手を繋いで、片手を台の上に掲げる。すると、キラキラとした金色の光が手のひらから落ちて、用意された物を包み込んで膨張し、見覚えのある型になった。

 金色から銀色に光が変化した時には、それがアリッサ自身の人形だと分かった。


 何時も鏡で見ていた顔なのに、こうやって直接目にすると新鮮だ。自分の寝顔も初めて見た。

 とてもリアルで、この人形の方が本物のアリッサに見えた。今着ている服も瓜二つだ。



「今日から君がアリッサよ。少しの間よろしくね」



 胸元のリボンを外し、アリッサの髪に付けてあげる。もう私には要らないからと、言って。





それから城に戻ることはなく、教会の孤児院で一年半年程暮らした。

 新しい名前はアリスに決まった。厳しくも優しいシスターが決めてくれた。

孤児院は思ったより快適で、質素だが食べ物にも着る物にも困らなかった。オヤツとして近くの森に生えてる木の実等を食べたりした。木の実の取り方は孤児院の子達に教えてもらった。個性的だか、皆良い子達だった。

 おそらく両親がバレない経路で寄付金を出してくれていたのだろう。前よりお肉が三つ増えたと四才の子が嬉しそうに教えてくれた。

 


 アリスが施設に来て半年がたった時、アリッサとお別れの日が来た。

 人形のアリッサに会いたいと我儘を言って、式の前日の夜に会いに行った。

礼拝堂に前回と同じ位置に横たわっていた。違う点は、花に囲まれた棺桶の中に入っている事だ。



 花以外にも、手紙やリボン、刺繍のハンカチ、エアネストのお気に入りのドラゴンのぬいぐるみが入っていた。



 アリスの目の奥が熱くなった。



「私もアリッサが大好きよ。バイバイ、アリッサ。」



 額に、お別れのキスをした。




 翌日はよく晴れた日。一つの墓跡の前で皆が別れを惜む姿を、離れた馬車の中からそっと覗いていた。

 教会の鐘が鳴る。

 アリスは合図として、馬車の壁を二回叩く。馬車はゆっくりと走り出した。




 それからアリスは、両親が小さな教会を訪れた時に儚くなったアリッサと似た子を見つけ養子にするという脚本通りになるまで待った。


ここまでする価値は自分にあるのか。もういっその事こと正直に話して自分から牢に入った方が良いのではないか。大人達が自分の所為で教会に捕まってしまわないか等と不安になる時もあった。


 だが、定期検査や、監視の一日中視線を感じる事にも慣れてきた頃には、アリス・アンダーヒルに成っていた。



 

 そこからは、ベルタとクラーラに出会えたり、両親と一緒の食事を楽しんだりした。




 これがアリッサからアリスになった過去話だ。アリッサの記憶と、両親達の話と、ゲーム内で語られた話を合わすとこうなる。


 因みに、ゲーム内でエアネストの過去を語るシーンが出てくるが、こんな長ったらしくダラダラ語られてはない。

 

 仲の良い女の子が突然倒れたとこ、目が覚めて女の子の大☆変身を見ちゃったとこ、父親と話し女の子が眠り姫の呪いを受けた事は他言無用だと聞かされ十年間呪いについて話せない魔法の誓約をされたとこ、女の子は儚くなったことだけがゲームで出た。


 エアネストはそれを機に、呪いを憎しみ、親に内緒で呪いについて調べていたと、語られる。


 要は、顔とかは出ないし、物語自体に関わってこないし、何ならプレイヤーに、あぁそんな過去話だったけ? とか話自体うら覚えされてそうと言うか忘れてられてそうだけど、エアネストの過去のキズ要因なのだ。アリッサは。

 主人公と攻略キャラの物語を盛り上げる為に必要だ。例えるなら、俺の屍を超えて行けって感じだろうか?



「あのー?」


 

 まぁ、そんなこんなで、エアネストとは婚約者じゃ無いし、アリス自身も今初めて会ったんだし、まっっったくの赤の他人なんだよね。

 

 でも、こんな姿勢でエアネストと主人公が見つめ合うスチルあったよね。夜の幻想的な花畑のど真ん中でエアネストが主人公にこう言うんだよ



「『まるで、この世界は2人だけみたいだね』って」

「突然、何の話?」



 てか、エアネスト可愛くね? イラストのキャラをコスプレしたらこんな可愛いくなるの? 



「おーい」



反則だろ。イラストでも年下小悪魔系で可愛くて、少年らしい格好良さもあって、なんだこれ最高かよ。



「ねぇってば!」

「えっ、エアネストが可愛い」

「え?」

「あ」



 しまった! と、思うがもう遅い。つい癖で妄想を展開してしまったのが悪かったのだろうか。オタクが全開にして全快に出てしまった。



 キョトン顔のエアネストに対して、汗ダラダラな私は、この場をどう逃げるか必死に考えた。


 考えた結果。



「あ、ユニコーンが空を飛んでいる!」



 横の空を私は指差して、猛ダッシュをかまして、ここから逃げた。

 逃げるが勝ちとは、この事だ。




 まさか、逃げるように去る私の後ろ姿をエアネストが、じっと見ているとは知りもしなかった。





「あー逃げられちゃった。


でも、まぁいいか。時間はたっぷりあるから。








またね、アリーお姉ちゃん」

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