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プロローグ~過去の想い~
どうも~博神幽牙です。
今回からサブ垢で書いてた物を本垢であるこちらで受け継いでいこうかと思います。
本来2人で書く予定でしたが片方が失踪したため個人で頑張っていきます。宜しくお願いします。
かつて...、まだ大陸が別れる前、世界は戦乱に包まれていた。己の為、友の為、恋人の為、世界の為に人々は戦い続けた。至る所で火柱が立ち、四方八方から悲鳴が聞こえる。自分の前に動く者がいなくなれば勝鬨が鳴り響く。いつもの事だ。私達の周りには死体の山。足元には血溜まり。聞こえてくるのは仲間の歓声。脳裏にチラつく死人の顔。全てがいつもどうりで、全てが日常的に起こること。街に帰れば讃えられ崇められ、また日が昇れば剣を握り荒野を駆ける。皆の為だと自分を隠して、明日の為だと嘘をついて、世界の為だと自分を騙して。今日も私達は剣を振るう。剣を振るい、鮮血を浴びて私達は思う。只只願う。私達のいない未来が平和でありますようにと...。
お疲れ様でした。如何でしたでしょう?次から本編です。感想、ご意見、アドバイスお待ちしてあります。